[Harmonia Mundi] ブルガリア国立ディモフQt/モーツァルト:弦楽四重奏曲全集-7/13,18番
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商品コード: 1096-015
商品詳細: ブルガリアQt.またはディモフQt.は、1957年ブルガリアのソフィア音楽院の学生たちで発足した団体でブルガリア政府から「ブルガリア国立ディモフ弦楽四重奏団」の名称を与えられた。ディモフQt.とする場合とブルガリアQt.とする場合があるが当社では「ブルガリア国立ディモフQt.」とする。ブルガリアを代表する団体であり国際レーベルHarmonia Mundiにも録音がある国際的な団体である。ベートーヴェンの全集が先に録音されブルガリアの国営レーベルBalkantonから発売されたがモーツァルトの全集はHarmonia Mundi録音である。録音は1960年代中期頃と思われる。バラで揃えるのは相当に大変だと思う。箱も出ているが盤は後期プレスと同じ黒盤になる。少なくともVol.8まではこの濃緑レーベルが出ている。バラはモノラルだけかもしれない。この団体は仏特有の華やかさと、軽快な表現力を持っている。仏HM濃緑銀レーベルはクリアーな音質を持っており、HM歴代の中でもトップクラスの音質を誇る。彼らのスタイルはどことも似ていないユニークな独自のものがある。同じ東欧でもチェコやハンガリーとは異なるラテンの気質が少し混じり軽度な明るさと程良い軽快さを併せ持つ。1940年代に登場した頑固で厳格な古典的な流れから確実に切り離されたスタイル。地域的な交流が無かったのが幸いしてか東西の良い部分と時代的な折衷的スタイルを作り上げている。全く話題になることもなかったがモーツァツト好きにも弦楽好きにも取り組んでみようかと思わせる魅力ある録音と断言できる。