[ERATO] Y.ナット(pf) P.デルヴォー指揮フランス国立放送o./イヴ・ナットへのオマージュ/Y.ナット:Pf協奏曲, ソナチネ「鳥」 他, シューマン, ショパン

[ 1100-060 ] Yves Nat, Pierre Dervaux, Orchestre National De La R.T.F. ‎– Hommage à Yves Nat

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商品コード: 1100-060

作品名:イヴ・ナットへのオマージュ/Y.ナット:Pf協奏曲, ソナチネ「鳥」, シューマン:トロイメライ, ショパン:ワルツ14番, A.パニゲルとD.レスールへのインタビュー,
演奏者:Y.ナット(pf)P.デルヴォー指揮フランス国立放送o.
プレス国:フランス, France
レーベル:ERATO
レコード番号:LDE 3187
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:水洗い洗浄済・water cleaned(静電対策付与・Anti-static measure), 特にキズはないが古いプレスに付き多少のサーフェース音あり・無音ヘアラインある場合あり, 1950-60年代初期までのプレスにはそれ以降のプレスよりサーフェース音が多いことを御承知いただきたい
レーベルタイプ:緑白竪琴外溝, 外周3cmの盛上り(カマボコ), ナイフエッジ(フラットとグルーヴガード厚手の間), Made in France, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:D2/-(ラウンド小文字スタンパー・ERATOタイプ), ERATOを示すLPL***で始まる専用マトリクスを使用, M6スタンパーはなくPathéプレスではない, 1950年代のスタンパーによる1959年頃の製造分, これより古い内溝フラット盤存在しないと思われる, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, 最古レーベル, 最厚プレス, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, ERATO音源のERATO製作プレス, オリジナル, original
ジャケット:折返表コートペラ, 背文字:あり(青色・白背景・上下絞り), 裏文字:あり(仏語), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 写真:不明, 原画/被写体:Yves Natのデスマスク・1959, デザイン:Jacques Vatoux, ライナーノーツ:Antoine Golea, 製作:Erato Disques S.A., 印刷:Imprimerie Contensin Paris, オリジナル, original
トピックス:1954年2月4日パリ・シャンゼリゼ劇場で行われた自作のPf協奏曲の初演のモノラル録音, 結果的にこれがイヴ・ナット最後の公開演奏会となった, jean Toscaneのスピ―チが入る, B面は別の日の演奏会での録音が入る, この録音を1956年8月に亡くなったナットへのオマージュとして発売した, B面にはシューマン「トロイメライ」(1953年3月12日録音), ショパン「ワルツ」(1931年SP録音・パテシネマの映画「フレデリック・ショパン」で使われた音源)などが入る(感動的)他ソロ作品の自作自演「鳥」(1921年作1950年代録音と思われる)もある, B面の曲もナレーションを伴う, 当社2度目の入荷で相当の希少盤, 1959年の発売と思われる, フランスピアノ界を代表するピアニスト(1890-1956)の追悼盤!B面は感動的!

商品詳細:A面は1954年パリ・シャンゼリゼ劇場でのコンサートで始まる、自作の協奏曲。ナレーションが流れた後(リアルな声だ)長い拍手が入り、デルボーのオケが入る。これがまたひどくリアルな音で驚かされる。曲調は現代曲で、ソロもジャズ風の速いパッセージが続く。トライアングルと金管の音がそこで鳴っているようだ。B面は'53年の長いインタビュー(太く低い声)があり、ダニエル・レスールへのインタビューというトラックの最後にシューマンの「トロイメライ」が演奏される。次のトラックがアルマンド・パニゲルへのインタビューでここではショパンのワルツ14番遺作が演奏される。ここでB面の中央、最後の長いトラックはナット作のソナチネ「鳥」が演奏される。A面の協奏曲であまりシンパシーを感じなかった方にはこのピアノソロ作品が面白い。忙しい指使いで始まるこの自作は指回りはそのままにやがて幻想的な曲調になり美しいメロディーと不思議な間を持った方向へ展開してゆく。音が非常に多く雨がメロディーを奏でるような雰囲気である。非常に長いこのソロ作品はナットの音楽観を表している。ベートーヴェンをあれだけ美しく演奏するピアニストの心情がここで見え隠れする。ロマンチックでありしかも相当に高度な技術の上に成立しているこの不思議な曲には一人の人間が演奏しているとは思えない多種の要素が見える。このLPで最も重要なトラックであり、この世に一つしかない貴重な録音!イヴ・ナット(1890-1956)の追悼盤!




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