[MELODIYA] イ・ムジチ/A.スカルラッティ:6つの協奏曲

[ 1128-053 ] A. Scarlatti - I Musici ‎– 6 Concerti

通常価格:¥ 2,200 税込

¥ 2,200 税込      



商品コード: 1128-053

作品名:A.スカルラッティ:6つの協奏曲
演奏者:イ・ムジチ
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:S10 18505
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:クリーム/黒ゴシック, グルーヴガード厚, ГОСТ 5289-80, TУ-なし, гр. 2. 1-20, God:なし, スタンパー/マトリクス:4-2/4-1(ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 露/英語表記・国内/輸出共用仕様, 1980年代スタンパーによる1982年頃製造分, 1982年ゴシックレーベルで初リリース, プレ・メロディア/DL/SLレーベル存在せず, PHILIPSの記述はレーベルにはない, ロシアでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, PHILIPS音源のMELODIYA製作プレス, モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作, オリジナル, original
ジャケット:紙ペラ(モスクワ・アプレレフカ), PHILIPS, 背文字:あり(黒色・白背景), 裏文字:あり(露語解説と露語タイトル), (C)1982, 露語表記・国内仕様, ジャケット裏年号:Apt. 11-4 Zak. 267. Тир. 20500, 写真撮影者:不明, 原画/被写体:Jakob Philipp Hackertの絵画「Вид собора святого Петра в Риме」とタイポグラフィー, デザイン:MELODIYA Group, ライナーノーツ:名前の記載なし, 製作/印刷:Всесоюзная Студия Грамзаписи, ロシアでのオリジナル, original in USSR
トピックス:1978年イタリアでのステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1979年Phonogram International B.V.によりコピーライト登録・同年PHILIPS:9500 603(赤/銀3本)で初リリース, 英・仏各PHILIPSからも同一番号でリリース, ロシアでは1982年当番号・当装丁にてライセンス製造リリース, ジャケットにはPHILIPSの文字とロゴをそのまま残し西側録音であることをアピールしている珍しいケース, 正直PHILIPSオリジナルより音質が良いと思われる, アレッサンドロ・スカルラッティ(Alessandro Scarlatti・ 1660-1725)はドメニコ・スカルラッティ(1685- 1757)の父親, オペラにおけるナポリ楽派の始祖と考えられている, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:アレッサンドロ・スカルラッティ(1660~1725年)はナポリ楽派の開祖である。彼はオペラ、カンタータ等を中心に活動しており、残されている協奏曲はこの6曲のみである。4声のソナタと副題の付く曲で、この時代特有のソロ楽器がはっきりしないシンフォニアのような協奏曲。イ・ムジチは録音の少ないこの曲を1978~79年に録音。自国音楽の紹介も兼ねてであろう。18世紀イタリアの気分がしっかり出ている。ソロ楽器が登場する協奏曲はヴィヴァルディまで待たねばならない。これはMELODIYA発売のPHILIPS音源。当時ロシアでは西側の品物は政府による統制がありレコードのような日常的な品ものさえ入手は出来なかった。そこでMELODIYAは自国では録音の難しいイタリア系の作品を中心に西側から音源を提供してもらうかバーターなどで入手。MELODIYAとしてプレス販売していた。それはロシア市民にとって芸術的渇望を癒す手助けになったものと推測できる。又当局も不満の声を封じ込めることができ一石二丁だったのだろう。この音源は勿論PHILIPSで1979年9500 603で発売された特別とは言えない盤である。しかしETERNAのそれと同様MELODIYAがプレスするとどこか音が良くなって音楽自体の価値も高まったように感じるから不思議である。それが本当かどうかこれで是非確かめていただきたい。自然で張りがあり特に低音に重心がシフトした音楽的な素晴らしい音質である。冷感に震える北国の人々にナポリの太陽をイメージしてもらえるに充分な録音、音質である。

イ・ムジチの在庫一覧へ




【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)