[REM] E.リシュパン(pf)/ショパン:バラード全4曲,マズルカ18~22番
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商品コード: 1152-049p
商品詳細: エリアーヌ・リシュパン(1910 – 1999)はパリ国立高等音楽院で音楽を学び、パリ院学院でマルグリット・ロン、アルフレッド・コルトーとイヴ・ナットのピアノを、ポール・フォーシェとノエル・ギャロンにハーモニー、フーガと対位法、アンリ・ビュッサールに作曲を師事。1943年コンセール・パドルーと共演しデビューした。オーケストラとの1.200回以上のリサイタルと700回のコンサートを行った。彼女はパリ大学ミュージカル国際大学の設立に関わり、後進の育成に力を注いだ。ロン・ティボー国際コンクール他、多くの国際コンクールで審査員を務めた。録音は少なく、ショパン作品集が2点で全てと思われる。明確なタッチと豊かな情感を伴ったフレンチピアニズムの一人である。レコード市場では無名だがその2枚の価値は大きい。このバラード集はリシュパンを知る重要な1枚。1986年頃のデジタル録音だが演奏、音質とも申し分なく良い。78歳での録音だがあのギュラーも晩年に素晴らしい録音を残していた。流石に往年のパリ音楽院スタイルで弾かれるバラードはデジタル録音といえども存在感が違う。1973年の前奏曲集で見せた軽快なタッチがここでも生きている。録音年代を忘れさせるスケールとデリカシーで物語に引きずりこまれるような演奏。ピアノ好きには非常に興味をそそる1枚だろう。もう1枚は前奏曲。VARIANCE:VR 33531
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