[Ducretet Thomson] L.クラウス(pf) / ブラームス:シューマンの主題による変奏曲Op.9, ラプソディー Op.79-2, 間奏曲Op.117-1 他

[ 1157-032b ] Lili Kraus - Récital BRAHMS

通常価格:¥ 55,000 税込

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商品コード: 1157-032b

作品名:ブラームス:Pf作品集/シューマンの主題による変奏曲Op.9, 8つの小品~第1曲Op.76-2, 2つのラプソディ~第2曲Op.79-2, 7つの幻想曲~第4曲Op.116-4, 3つの間奏曲~第1曲Op.117-1, 第2曲Op.117-2, 4つの小品~第4曲調Op.119-4
演奏者:L.クラウス(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:300C 041
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A : 左下にシワあり
キズ情報:A面12時極小~小10+小中9回出る斜め小スレあり, B面11時極小5回出るスレあるが7とした
レーベルタイプ:黄白茶輪音叉浅2重内溝, 6時にMade in France, フラット重量, (P)なし, 表記されたレコード番号:300 C 041, Rights Society:DP, Price Code:série Artistique, スタンパー/マトリクス:LDG 1887-LM1-J/B/LDG 1888-LM3(手書き文字スタンパー・Ducretet Thomsonタイプ), Ducretet Thomson録音モノラル製造を示すLDG***で始まりレコード番号を含まない番号の専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, M6スタンパーとPathéキュラーはなくPathéプレスではない, 1950年代スタンパーによる1958年頃製造分, selmerロゴ付きレーベル存在せず, 石像金輪レーベル存在せず, これより古いプレスは存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスが存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴであると思われる, Ducretet Thomson音源のDucretet Thomson製作プレス, オリジナル, original
ジャケット:折返両面ツヤペラ, 33T・Stand., 表記されたジャケット番号:300 C 041, Price Code:série Stand., 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り下黒), 裏文字:あり(仏語解説と仏語タイトル), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号:不明(記載ないが当ジャケットである), 写真撮影者:VEGO, 原画/被写体:VEGOによるドイツ・バーデンバーデンのハイデルベルク城のカラー写真とタイポグラフィー, デザイン:Ducretet Thomson Group, ライナーノーツ:Roger Blanchard, 製作:Ducretet Thomson, 印刷:Dillard et Cie. Imp. Paris, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1957~1958年パリ?でのモノラル録音, 録音詳細不明, 1958年頃Ducretet Thomsonによりコピーライト登録・同年当番号・当装丁にて初リリース, 当社初入荷の超希少タイトル, 原物を見るまで存在すら知らなかった録音, 時期的にはLes Discophiles Françaisと重なる時期にあたる録音, これがオリジナル初年度リリース分と思われる, 予想以上の美演! 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:リリー・クラウス(1903-1986)はディスコフィル・フランセ(Les Discophiles Français)以前又は重複してDucretet Thomsonに数点の録音がある。10"のハイドンと12"の2種のベートーヴェンが解っている。今回ブラームスが入荷したことで初めて存在を知ることとなった。クラウスがブラームスを録音していた事実は意外である。1957~1958年の録音である。期待を以て試聴したが期待を裏切ることはない美しいブラームスだった。タップリと間を取って遅いテンポで語りかけるようなピアノは優しく情感豊かで弾き込まれる。ただ優しく撫でるようなだけではなく、時に強い打鍵を使いガラリと表情を変える所はモーツァルトでは見せない険しさがある。様々な音色を用いて多彩な表現を行う演奏は1960年代以降には決して聴くことのない大家の懐の深さを感じずにはいられない。どのような曲を演奏してもリリー・クラウスは想像以上の音楽体験をもたらしてくれる。この録音が全く知られずに長い間忘れ去られていたとは。こんなブラームスを聴いてしまうと、技巧派ブラームス弾きとして知られたピアニストたちへの信頼は大きく揺らぎ初めてしまう。特にステレオ期に入ってしまうと何故ゆえにこのようなスタイルがなくなってしまったのだろう?これがブラームスなのかと、実相を見た気分がした。

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