[ETERNA] F.コンヴィチュニー指揮ドレスデンsk. / ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」

[ 1174-064n ] Beethoven, Staatskapelle Dresden, Franz Konwitschny ‎– Sinfonie Nr. 3 Es-dur Op. 55 "Eroica"

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商品コード: 1174-064n

作品名:ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」
演奏者:F.コンヴィチュニー指揮ドレスデンsk.
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:820 001
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 緑盤としては悪い方ではない
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面10時に大1+中3+小12回出る小スレB面10時に無音ヘアラインあり
レーベルタイプ:濃緑白葉/黒内溝LPM, 3時に▽M33, フラット重量, (P)なし, 表記されたレコード番号:820 001, Rights Society:記載なし, スタンパー/マトリクス: 08504 V 00203017 1A1A/08505 V 1A7A(ラウンド小文字スタンパー・ETERNA最初期+Suprahonタイプ), ETERNA録音モノラル製造を示す0***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(time code):A6/A6, 再補助マトリクス:なし, 1956年1月/1956年1月製造のスタンパーによる1957年製造分, 1956年緑フラット重量盤で初リリース, 6時に白□M33ロゴが付く更に初期タイプ存在する(3時に▽M33はない), 10"存在せず, LPM付き緑/黒レーベルフラット盤の初期分ではある, これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない(僅かな違い), 更に古いマトリクス存在する(少なくとも0 0203017 1A-6 08504 VⅡ/0 0203018 Ⅱ08505 V A1Bが存在する), ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, ETERNA音源のETERNA制作Suprahonプレス, オリジナルタイプ, original type
ジャケット:上開き左右折返紙ペラ(EROICA), 表記されたジャケット番号:820 001(LPM付きが存在する), 背文字:なし(上開きの為), ジャケ裏文字:あり(独語解説と独語タイトル), ジャケ裏年号:(285)Bm 6 018/59, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:(285) S 3856 BO 22 719/56 500(当ジャケではない・旧デザイン存在する), 写真撮影者:不明, 原画/被写体:作者不明のEROICAのイラストとタイポグラフィー, デザイン:ETERNA Group, ライナーノーツ: Ernst Krause, 製作:VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDR, 印刷:不明・東独製・E-8-1, 住所:Berlin W8(W8以前が存在する), 共通デザイン見開タイプ・1956年が初回分, 一般に印象的な葉が描かれた「EROICA」のイラストがオリジナルと思われているが共通デザインが最初である, 1958年リリース分あたりから葉が描かれた(EROICA)イラスト上開きタイプ→1960年そのイラストで横開きタイプになる, 第2版, 2nd issue
トピックス:1954年11月3-4日ドレスデンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 公称エテルナLP第1号だが実はこれより古い番号発売もある(英雄ではない別の曲), 1956年VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDRによりコピーライト登録・同年LPM 820 001・緑フラット重量盤・糸縫い見開共通デザイン(青系または茶系)で裏年号56で初リリース, これは1956年1月/1956年1月製造のスタンパーによる1957年製造のオリジナルタイプ・レーベルの盤が1959年製造のEROICAデザイン上開きジャケットに入るケース, これがオリジナルではないが緑内溝レーベルが入る場合はこれも良い, 緑/黒フラット重量盤で状態の良いプレスは殆ど見ない, 全世界的に有名な人気盤となり近年入荷が途絶えていた, 音質は後のV字レーベルより格段に良い, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★

商品詳細:1954年11月モノラル録音のF.コンヴィチュニー指揮による名盤「エロイカ」。当盤はコンヴィチュニー黄金期の代表盤にして、数ある同曲の盤の中でも、古くから圧倒的な評価を得ている不動の決定盤である。名盤の宝庫エテルナ・レーベルのプルミエ番号を飾る特別な録音で、演奏についても非常に緊張感のある、実に彫りの深い作品解釈である。また初期エテルナの緑F重量盤の再生音も絶妙で、極めて濃密な音質で最高の「エロイカ」を堪能することが出来る。残念ながら録音状態はそれほど良くない。まだ技術が確立されていなかった時代なので仕方がない。音質は後のゲヴァントハウスo.との方が良い。しかし奥に潜む内声部の豊かさや充実した響きはおいそれとお目にかかれない高いレベルであることは耳を凝らせば理解される。全体に暗い印象である。この暗さは大戦で徹底的に破壊され、そのキズがまだ癒えていない1954年当時のドレスデンの空気その物ではないか?後のゲヴァントハウスo.との録音では出ないドレスデンの煤でくすんだ煙臭い音がこれだ。この音はその後数度にわたって多くの指揮が全集録音に取り組んだがついに似たような音でさえ出すことはできなかった。そういう意味で価値ある録音である。神経を集中し、耳を凝らしイメージを浮かべつつ疲れてしまいそうな聴き方の出来る方だげがこのひなびた音に隠された何かを感じ取ることができる。聴く人を選ぶ録音である。これを古色蒼然とした博物館に陳列すべき演奏と思われる方には必要のないレコードである。一見我々は個々の意思でレコードを選んでいると思って入るが、実はレコードから選ばれている不可思議な運命を忘れてはならない。

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