商品コード:1195-055[DECCA] W.バックハウス(pf) / シューベルト:楽興の時Op.94 D.780(全6曲), シューマン:森の情景Op.82(全9曲)

[ 1195-055 ] Wilhelm Backhaus – Schubert : Moments Musicaux / Schumann : Waldscenen


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商品コード: 1195-055

作品名:シューベルト:楽興の時Op.94 D.780(全6曲), シューマン:森の情景Op.82(全9曲)
演奏者:W.バックハウス(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5413
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 小さな補修跡あり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---銀外溝, 12時にMade in France, フラット重量, (P)なし, Rights Society:DP, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:CA ARL-3743-1A/ARL-3744-1A (ストレート小文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARL***で始まりレコード番号を含まない英国型フランス専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルAのGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー), 補助マトリクス(3時):フランス盤には存在せず, 再補助マトリクス(9時):G1/G1, 1950年代スタンパーによる1958年頃の製造分, 旧番号存在せず, 金文字レーベル内溝フラット盤存在せず, フランスでこれより古いレーベル存在せず, フランスで最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1A/1Aが最古), カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴであると思われる, 英DECCA音源の仏DECCA制作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son, オリジナル, original
ジャケット:【英国のオリジナル】---英国製ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 表記されたジャケット番号:LXT 5413, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:1/58, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:1/58(当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:James Upton Ltd. Birmingham & London, 旧番号存在せず, 英国でこれより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1955年10月ロンドン・デッカ・スタジオでのモノラル録音, 録音詳細不明, プロデューサー:John Calshaw ではないかと思われる, 英国では1958年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 5413(銀外溝レーベル・フラット盤・ホタテ貝ジャケット入り)にて初リリース, フランスでも同年同番号(当装丁)にて初リリース, これは1958年頃の製造のフランス・オリジナル盤が1958年1月製造の英国製オリジナル・ジャケットに入るケースでフランスでの初年度発売のオリジナルの形, フランスではこのような形が多い, 逆のケースはない, 当社初入荷の超希少タイトル!ステレオは存在しない, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:DECCA時代のバックハウスのソロ録音としては相当希少なタイトルである。当社でも初入荷となる。1955年のモノラル録音。多くの器楽奏者が1950年代後期にDECCAを去りDGGを中心に別のレーベルへ移籍したのに対し、バックハウスは亡くなる1969年までDECCAを離れることはなかった。その理由はプロデューサーであるジョン・カルショウにとりわけ大事にされたからと見て間違いないだろう。DECCAでベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を2回も録音したのは勿論バックハウス以外には居ない。1回でも全集録音したのは他にアシュケナージだけである。しかも最初のモノラル全集は当社グルダに用意されたものであった。途中から割り込んだバックハウスが完成に至った経緯はジョン・カルショウの意向だろう。当然グルダは早々にDECCAを去っている。バックハウスはパワーという点では抜きん出たピアニストであった。そのため協奏曲ではその存在感を増す。そのパワーを使ってのソロ録音では方向性がスケールへと向かうことになる。バックハウスのソロ録音は男性的であり優しさは後回しにされる。そびえる山の威容を表現できる数少ないピアニストである。カルショウが最後までバックハウスを離さなかった理由はそのあたりだろう。従ってこの2曲も優しい演奏ではない。心和む演奏を求めるなら同じドイツ系のケンプだろう。ケンプもベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を2回も録音したという共通項からよく比較対象とされるが、剛のバックハウス、柔のケンプと割り切っても大きな間違いはないだろう。バックハウスの「楽興の時」は抒情巻はあるが癒しの音楽というより、淡々とした中の、枯れた味わいを楽しむ性質の演奏である。シューマンにロマン的気分は求められない。シューマンの音楽が厳しい形で構築された中から滲み出るアロマを楽しむという変わった愉しみ方になるだろう。

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