[VOX] G.ノヴァエス(pf) H.スワロフスキー指揮ウィーン・プロ・ムジカso.(ウィーンso.) / グリーグ:Pf協奏曲Op.16, ファリャ:スペインの庭の夜
商品コード: 1197-048p
商品詳細:日本では知名度が低い為、ヘブラーと同程度くらいの女性ピアニストに考えられているノヴァエス。本当は1895年ブラジル生まれの大物。リリー・クラウスより8歳年長。米VOXに籍を置いていた為、その真価は未だ浸透していない。1900年代初めには「女パデレフスキー」の異名を持っていた。ソロに比べ協奏曲は少ない。よく聴いてみれば、彼女のピアノがどれほど凄いか理解される。19世紀的ロマンティシズムを磨き上げた華麗な打音!圧巻!---Wikipedia---ギオマール・ノヴァエス(1895-1979)はブラジル生れのピアニスト。その後1909年にパリ音楽院においてイシドール・フィリップに師事。同年パリ音楽院の外国人枠が2名しか空きがないところに、志願者が387人も殺到した中での快挙であった。ノヴァエスは、モーリッツ・モシュコフスキーやガブリエル・フォーレ、クロード・ドビュッシーらという錚々たる顔触れの試験官の見守る中で、リストの《パガニーニ練習曲》やショパンの《バラード第3番》、シューマンの《謝肉祭》を演奏し、首位で合格した。その後ドビュッシーは私信において、小さいブラジル人の少女が壇上に現れ、聴衆や審査員のことを放念し、すっかり無我夢中でこの上なく美しい演奏を行なったことについて感嘆の念を洩らしている。1910年の暮れまでに、19歳のノヴァエスは熟練した演奏会ピアニストになっていた。「ニューヨーク・タイムズ」紙の評論家リチャード・アルドリッチは「神に愛でられたピアニスト」と名づけた。いつの時期でもノヴァエスの演奏は、濃密な詩的情緒と著しい女性らしさが際立っていたと評されており、ハロルド・ショーンバーグは著書『ピアノ音楽の巨匠たち』において、ノヴァエスが1950年代後半にアンドレ・クリュイタンスの指揮でシューマンのピアノ協奏曲を演奏したときを思い返して、「ヨゼフ・ホフマンの演奏を著しく連想させた。---Wikipedia---
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