[MELODIYA] E.ギレリス(pf) K.コンドラシン指揮ソビエト国立so / リスト:Pf協奏曲1番, サン・サーンス:Pf協奏曲2番Op.22
商品コード: 1202-042
商品詳細:リストが1949年、サン・サーンスが1948年のモスクワでのモノラル録音。何方もK.コンドラシン指揮ソビエト国立so.である。当初曲ごとに別々の番号で1950年代前期にリリースされていたが、同じ指揮者/オケということでこの2曲がカップリングされたと思われる。エミール・ギレリス(1916-1985)は鋼鉄のタッチと通称される完璧なテクニックに加えて甘さを控えた格調高い演奏設計で非常に評価が高い。1930年代からSP録音を行っていて、亡くなる1985年のデジタルの時代まで録音を行った。死ぬまで現役を地でいったピアニストである。日本にもファンは多い。これは1960年代に入ってプレスされた初期録音の12"カップリングでMELODIYAの優れた音響技術で音質は非常に良く、絶妙なタッチや付帯音を伴い影を引いた音がしっかり刻まれている。古い録音でしか聴くことのできないデリカシーに富んだ音はこういう古い盤でしか味わえないのがアナログである。MELODIYAは完全なオリジナルでなくともいい音で出てくるところが魅力の一つであろう。ギレリスの録音は山のように存在するが古いほどいい味わいで聴けるのは他のピアニストと全く同じ。プレ・メロディアレーベルがオリジナル。サン・サーンス:Pf協奏曲2番は10"が初出でリストに10"があるか不明。
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