[MELODIYA] G.ロジェストヴェンスキー指揮モスクワ放送so. / ハチャトゥリアン:交響曲1番Op.12
商品コード: 1205-059n
商品詳細:ハチャトゥリアンの交響曲は3曲ある。1番は1934年31歳の時、モスクワ音楽院の卒業作品として作曲した交響曲。赤軍に献呈され、初演後、1960年と1962年に部分的に改訂されている。その為か録音は多くない。MELODIYAで最初の録音はガウク/モスクワ放送so.だった(D 04920)。これはMELODIYAで2回目の録音となった。ハチャトゥリアン自身の指揮もあり、1975年になってステレオで録音している。1935年4月23日にモスクワ音楽院大ホールにて、当時モスクワで活動していたハンガリー出身の指揮者オイゲン・セーンカルの指揮、モスクワ・フィルハーモニー交響楽団の演奏により初演された。レニングラード初演はモスクワ初演のちょうど一年後の1936年4月23日にフリッツ・シュティードリーの指揮で行われている。スペクタクルに代表されるハチャトゥリアンらしさという点ではその域に達していないが、民族性という点は濃厚に味わえる意欲作である。5分程度過ぎてからオケが盛り上がりハチャトゥリアン的な気分が出てくる。ロジェストヴェンスキーの録音は意外にも初入荷で、あまり知られいないらしい。1975年のハチャトゥリアンの自演が有名な為だろう。派手な2/3番に比べれば地味な作品であるが、若い時期のハチャトゥリアンの才能は大変豊かなものであったことがわかる曲である。交響曲というより管弦楽的な気分で聴ける秀作である。ロジェストヴェンスキー指揮で安定した演奏が楽しめる。
ロジェストヴェンスキーの在庫一覧へ