[MELODIYA] D.オイストラフ(vn) L.オボーリン(pf) S.クヌシェヴィツキー(vc) / メンデルスゾーン:Pfトリオ1番Op.49, Pfトリオ2番Op.66
商品コード: 1205-060n
商品詳細:D.オイストラフ(vn)L.オボーリン(pf)S.クヌシェヴィツキー(vc)というMELODIYA最初期で最強のトリオ。オイストラフ・トリオと呼ばれることもあるが、活動期間が短かく存在すら知られていない。ロシアのPfトリオといえば、コーガン/ギレリス/ロストロポーヴィチが有名。彼らはモノラルからステレオ期まで活動期間が長かった。オイストラフ・トリオの方が古く録音も少ない。他にはラヴェル、リムスキー・コルサコフ、ラフマニノフ2番、ベートーヴェン数曲、ドヴォルザーク4番、シューベルト2曲がある。中でもメンデルスゾーンは1949年に2番をモノラル録音していた。その後録音年は不明だが1970年にトリオ1/2番のカップリングでステレオのみ発売された。勿論2番は1949年とは別の2回目の録音である。したがってトリオ1番はこのステレオ録音しか存在しない。オイストラフ主導のトリオで豊かな旋律がオイストラフのスタイルで刻まれてゆくあたりがオイストラフ・トリオと呼ばれた由縁だろう。1970年頃までトリオでの活動があったことが驚きである。3人共ソリストとして第一線で多忙を極めていた時期である。専門のピノ・トリオと異なり、協調性より、3人の音楽性の纏まりが時に離れる印象は否めないが、そこはオイストラフ主導で引っ張ってゆくことで成立しているようだ。同じ1970年頃の西側と比べると、一昔古い時代に感じる音楽であり、良きスタイルであることは確か。
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