商品コード:1214-055b[DGG] E.ギレリス(pf) R.ツェペリッツ(cb) アマデウスQt. / シューベルト:五重奏曲「鱒」Op114, 12番「四重奏断章」

[ 1214-055b ] Schubert – Emil Gilels • Amadeus-Quartett • Rainer Zepperitz


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商品コード: 1214-055b

作品名:シューベルト:五重奏曲「鱒」Op114, 弦楽四重奏曲12番「四重奏断章」
演奏者:E.ギレリス(pf)R.ツェペリッツ(cb)アマデウスQt.
プレス国:フランス, France
レーベル:DGG
レコード番号:2530 646
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】----青2本線狭内溝, 12時にMade in France, ST33, グルーヴガード, レコード番号:2530 646, Rights Society:DP, (P)1976, スタンパー/マトリクス: 2530 646 = 2 S 1/2530 646 S 2 (ラウンド小文字スタンパー・DGGタイプ), DGG録音ステレオ製造を示す253***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:(Time Code):320/320, 320は1972年7月以降のTime Codeで320に統一されたことを示す, 再補助マトリクス:1 AL/1A4, カッティング担当:不明, 1972年7月以降製造のスタンパーを使った1976年頃製造分, チューリップレーベル存在せず, フランスでこれより古い青2本線レーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, DGG音源の仏DGG製作プレス, 製造:Polygram Industries Messageries, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】----三方開両面コート背黄, Collection Prestige, 表記されたジャケット番号:2530 646, Price Code:CJ, 背文字:あり(黒色・黄背景), (P)1976(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Deutsche Grammophon Fr., 印刷:Imprimé Glory. Asnières, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1975年8/9月フィンランド・トゥルクでのステレオ録音, 録音技師:Klaus Scheibe, プロデューサー:Günther Breest, 録音監督:Günther Breest(兼任), 1976年Polydor International GmbHによりコピーライト登録・同年DGG:2530 646(当装丁)にて初リリース, 比較的プレスが多いので安価とした, これはフランスでの初年度分オリジナル, アマデウスQt.の「鱒」の2回目録音で初回は意外にもヘプシバ・メニューイン(妹)とのEMI系録音だった

商品詳細:アマデウスQt.の「鱒」は1975年2回目録音。初回はH.メニューイン(Pf)とのHMV録音だった(1959年初出)。2回目のピアノはギレリス。ギレリスはこの時期DGGに移籍し、多くの録音を残した。ギレリスにおいても、DGGへの録音では進化した芸術が見られる。アマデウスQt.も同様。それまではドイツ的厳粛なスタイルを重視していたが、この「鱒」ではよりしなやかで遊びの心が見える。メリハリの強さはそのままだが、より進化した姿を見せてくれる。1970年代に入りアマデウスQt.のスタイルはより柔軟にしなやかに変化した。良い方向だと思われる。世の要請だったのだろうか。クラシック音楽の世界でも全く同じスタイルで貫くことは難しいようである。1980年代前半まで盛んに録音を行っていたが、1987年ヴィオラのペーター・シドロフがロンドンで亡くなった。彼らは新しいメンバーを迎えることはせず、解散という道を選んだ。2020年8月15日、チェロだったマーティン・ロヴェットの訃報が知らされた。結成から解散までメンバー交代をしなかった団体は多くない。然も39年間第一線で活躍した団体はアマデウスQt.をおいて他にはあるまい。WIKIなどには「1950年代から1960年代に録音されたモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス全集やシューベルト、ドヴォルザークの録音などがあり、スタンダードの一つとして高い評価を受けている。」と一言で結ばれているが、決してそれだけのものでもないだろう。1960年代に絶頂を迎え、その後新団体の台頭を見て、自ら芸風を変えていったあたりは、一流音楽家といえども世の変化に対応しなければ生き残れない現実をまざまざと見せつける。既に50年以上の演奏史を有する「鱒」という曲もこの演奏には彼らなりに考えて、練り上げられた究極の選択を感じる。ギレリスの存在も影響はあるが弦楽四重奏団の方向性を変える時代の交差点に立ったような感慨を覚える演奏に感じてならない。

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