[ASTRÉE] P.バドゥラ・スコダ(hf) / ベートーヴェン:Pfソナタ31番Op.110, Pfソナタ32番Op.111

[ 1216-030 ] Paul Badura-Skoda, Beethoven – Deux Sonates Pour Le Piano-Forte - Oeuvres 110 & 111

通常価格:¥ 6,600 税込

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商品コード: 1216-030

作品名:ベートーヴェン:Pfソナタ31番Op.110 | Pfソナタ32番Op.111
演奏者:P.バドゥラ・スコダ(hf)
プレス国:フランス, France
レーベル:ASTRÉE
レコード番号:AS 49
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:S
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】----灰青/銀レーベル, 6時にSTÉRÉO, グルーヴガード, 表記されたレコード番号:AS 49, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:ST 08-VR 21372-A/ST 08-VR 21372-B (手書き文字スタンパー・TELEFUNKENタイプ), ASTRÉEステレオ録音英国マスターを示すY-***で始まりレコード番号を含まない専用のマトリクス使用, 補助マトリクス:DPH/DPH, 再補助マトリクス:A D/A, 1980年代スタンパーを用いた1980年頃の製造分, 知られていないプレス会社DPH製造と思われる, モノラル存在せず, これより古いステレオレーベル存在せず(仏PHILIPSプレスが存在するか不明), 最古レーベル・最厚プレスである, RIAAカーヴである, ASTRÉE音源によるASTRÉE制作DPHプレス, ASTRÉEはValoisの古楽研究部門レーベルとして別レーベル扱いだが音源が流用される場合もある, 工場:DPH?, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】----見開両面コート背黒, Price Code:HM 61, 表記されたジャケット番号:AS 49, 背文字:あり(白色・黒背景), ジャケ裏年号:なし, (P)1980(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットであると思われる), 製作:Auvidis-Astrée.by Michel Bernstein., 印刷:Est-Typo-Offset, Vincennes, , 供給:Harmonia Mundi France, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1980年1月ウィーン・バウムガルトナー・カジノ(8effectué à Vienne, baumgarner Casino)でのステレオ録音, 録音技師:Dr.Thomas Gallia /Paul Dery, プロデューサー:Michel Bernstein, 1980年Astrée.Michel Bernsteinによりコピーライト登録・同年ASTRÉE:AS 49(当装丁)にて初リリース, 使用楽器:Conrad Graf, Vienne ca. 1824・Hammerflügel(フォルテピアノ), これは初年度リリース分のオリジナル, スコダは1980年にASTRÉEにベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集録音を行ったらしいが当社ではAS 47/48/49/73/74(ソナタ19番~32番)の入荷のみ確認, 1980年の高音質録音ではある, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:P.バドゥラ・スコダ(hf)によるベートーヴェン:Pfソナタ31/32番。かつてグルダ、デムスと共にウィーン三羽鳥と呼ばれたバドゥラ・スコダ、ピアニストとしては勿論、音楽学者としての顔も併せ持つ。特にベートーヴェンのソナタについては演奏法と解釈という著書もあり、まさにそれを体現した演奏と言えるだろう。ピアノも現代の完璧に整えられた響きではなく、良い意味で不純物を含んだ温かい音で非常に好感が持てる。今までは気づかなかった美しさを発見する事になるだろう。これは長岡鉄男氏絶賛の伝説的優秀録音盤という事になっている。残響が多めの録音ではあるがダイナミックレンジが大きく細かい音までよく拾っている優秀な録音であることは間違いない。楽器はベートーヴェン時代の1824年製グラフ社製ハンマークラヴィア(フォルテピアノ)を使用している。長岡鉄男氏が推測するにはマイクは4本ぐらい使って、オンとオフに使い分けているらしい。演奏ノイズも適当に入る一方、余韻とホールエコーの美しさは比類がない。尚ピアノ・ソナタ第32番の第1楽章で右チャンネルの音の一瞬の欠落が指摘されいるが確かにその通りでその部分を確認できる。スコダは1980年にASTRÉEにベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集録音を行った。当社ではAS 47/48/49/73/74(ソナタ19番~32番)の入荷を確認している。恐らく全て発売されたのだと思われるが前期の方はかなり希少と思われる。スコダはこれまでにもフォルテピアノ録音はあったがASTRÉEではこれまでに見せなかった叩きつけるような激しい演奏を行っている。お蔭でタップリした低音を聴くことができる。但しこの演奏をよしとするかは意見の分かれる所だろう。オーディオファンは素直に喜ぶスタイルだが、1950年代のスタイルを知っているファンにとっては手放しで喜べず、首をかしげる意見があっても当然だろう。故に巷では高音質ということだけで高額な価格を付けているようだが、当社ではピアノ・ソロ演奏に対し、デジタル顔負けのマルチ・マイク使用の派手な録音を1960年代と同義の高音質録音と同じ扱いでよいのか疑問を持たざるを得ない。しかしロークオリティのこもった音質より良いのは確か。

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