[PHILIPS] A.グリュミオー(vn) C.アラウ(pf) / ベートーヴェン:Vnソナタ5番Op.24「春」, Vnソナタ1番Op.12-1

[ 1217-046 ] Beethoven - Claudio Arrau, Arthur Grumiaux

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商品コード: 1217-046

作品名:ベートーヴェン:Vnソナタ5番Op.24「春」 | Vnソナタ1番Op.12-1
演奏者:A.グリュミオー(vn)C.アラウ(pf)
プレス国:オランダ, Holland
レーベル:PHILIPS
レコード番号:9500 055
M/S:ステレオ, stereo(Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 裏面下部に軽度の傷みあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【オランダでの第2版】---赤/白3本線土手, サンプル白帯印刷, 枠内3時に白色でMade in Holland, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Price Code:なし, (P)1975(刻印もあり), 独語表記・独語圏流通分, スタンパー/マトリクス:AA 9500 055 1Y 3 Ⓟ1975 670/AA 9500 055 2Y 2 Ⓟ1975 670 (ラウンド小文字スタンパー・PHILIPSタイプ), PHILIPS録音ステレオ製造を示すAA ***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:111/111, 再補助マトリクス:03/03, 670はPHILIPSグループの工場を示すとともにカッティングマスターがPhonodisc B.V.による事を示す, 1970年代のスタンパーによる1979年頃製造分, 旧番号存在せず, アズキ/銀3本線レーベル存在せず, 赤/銀3本線土手レーベル存在する, これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:Phonodisc B.V., PHILIPS音源のPHILIPS製作プレス, 工場:Phonogram International B.V.PRS Baarn., オランダでの第2版, 2nd issue
ジャケット:【オランダでの第2版】---両面コートペラ, 裏面にサンプルシール付き(第2版のサンプルとなる), 表記されたジャケット番号:9500 055, Price Code:Deluxe 10(LYが存在する), 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ジャケ裏年号なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・裏面紙タイプある), 製作:Phonogram International B.V., Baarn, 印刷:記載なし・オランダ製, これより古い裏面が紙タイプが存在する(Price Code:LY), これより古いタイプ存在する, オランダでの第2版, 2nd issue
トピックス:1975年3月アムステルダムでのステレオ録音, 録音詳細不明, 1975年Phonogram International B.V., Baarnによりコピーライト登録・同年PHILIPS:9500 055(赤/銀3本線土手レーベル・裏面が紙タイプ・LY・ジャケット入り)にて初リリース, これは1979年頃第2版の赤/白3本線土手レーベルに変わる際のサンプル版と思われる, 二人は3枚で1・2・4・5・7・8番の6曲が全ての録音(9500 055/220/263), 参考に2/4番(9500 263)は1976年4月・7/8番(9500 220)は1976年5月同一場所での録音, 全曲録音ではない, 1/5番が最初の録音である, 入荷の少ない希少盤!, サンプル盤が全て初出とは限らないので注意が必要, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:グリュミオーのベートーヴェンVnソナタといえばハスキルとのモノラル全録音がまりに有名だが、アラウとも組んで再録音している。ハスキルとの演奏があまりに強烈でしばらくの間は聴いてみる気にもならなかったが、いかなる名人といえども歳月の経過と共に変わりゆく。どう変わっていくかが問題で、そこでその演奏家の価値が決まると言ってもいい。40代のグリュミオーの演奏は、あの溌剌とした若鮎が、湖の主のように貫禄と味わいを身に付けて、まだ力強く泳ぐ様を見せてくれるのが嬉しい。古い録音ではないが、オランダ/フランスともに入荷の少ない希少盤。尚グリュミオーとアラウという共演はベートーヴェンのソナタ集のみとなる。アラウとは全曲録音ではなく3枚のLPに1・2・4・5・7・8番の6曲が全ての録音で3・6・9・10番の4曲は未録音。グリュミオーの健康上の問題で全曲に至らなかったという話があるが真偽は不明。6曲とも1975年3月~5月アムステルダムでの録音。アラウの室内楽の録音はほとんどないので貴重とも言える。グリュミオーとアラウの音楽性は相当異なるはずだが結果はなんだか大人の雰囲気が漂う穏やかでアンニュイな印象を受ける。アラウの良い意味でリズム感の鈍さをグリュミオーが上手く合わせて旧録音の若さがはじける演奏とは全く異なる。グリュミオーは自分のペ―スで進められないようだが、上手くコントロールしてるところが違った愉しみを生んでいる。グリュミオーの美音は健在で更にツヤの乗った美しい音である。ピアニストの違いと時間の違いでここまで違いが出るのが面白さといえるだろう。ハスキル盤よりこちらの方が入手が困難である。

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