[MELODIYA] N.スーク(pf) / リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」~ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲, ハンガリー狂詩曲11番 イ短調, バルトーク:3つのブルレスケOp.8c~2番, 戸外にて(全5曲)

[ 1223-020p ] Nikolai Suk, List Bartok

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商品コード: 1223-020p

作品名:リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」~ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲S.161/R.10-7, ハンガリー狂詩曲11番 イ短調 | バルトーク:3つのブルレスケOp.8c~2番, 戸外にて(全5曲)
演奏者:N.スーク(pf)
プレス国:旧ソ連, Russia
レーベル:MELODIYA
レコード番号:S10 06283
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連でのオリジナル世代】---青/銀SL(シングルレター), CTEPEO ○○33, 外周1.5cmの盛上り, グルーヴガード厚手, ГОСТ 5289-73, TУ-なし, Repertoire group:Вторая 2-гр, .Price Code:1-20, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:C10-06283 4-2/C10-06284 4-1 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 露語表記・国内仕様, 1970年代のスタンパーによる1975年頃製造分, 旧番号存在せず, プレ・メロディア/DLレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレス世代である, 国内分はГОСТ 5289-73が最初(当盤), 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス, モスクワ・オールユニオン「 Vsesoyuznaja Studija Gramzapisi」シサユーズナヤ工場製作, オリジナル世代, original generation
ジャケット:【旧ソ連でのオリジナル世代】---ツヤペラ(オールユニオン), 表記されたジャケット番号:33C10 06283-4, Price Code:Цена 1 руб. 45 коп., 背文字:なし(国内仕様に多い), 露語表記・国内仕様, ジャケット裏年号:Apt.36-8 Зак.なし, (C)なし, 製作/印刷:Всесоюзная Студия Грамзаписи, オリジナル世代, original generation
トピックス:【入荷2度目の大珍品】---1975年またはそれ以前の旧ソ連でのステレオ録音, 録音技師:K.Simonyan, プロデューサー:Yu.Vinnik, 1975年S10 06283(当装丁)で初リリース, 当社入荷2度目の大珍品, 新発掘の大物新人!イグムノフ→フリエール→スーク, ニイコライ・スークのLPは全部で3枚存在確認, 1枚は未入荷(ウクライナのピアノ作品集), 注目の大型新人, 前回の入荷は状態が良くなかったが今回は盤質8/7, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★

商品詳細:ニイコライ・スークは1945年ウクライナ生まれという若手。スークの師はウラセンコで大所帯のフリエール門下生である。このスクールのトップはイグムノフであり、スークもイグムノフ一派である。しかしイグムノフは1948年に亡くなっており、スークにとっては殆ど伝説に近い人物だろう。フリエールの弟子にはカミショフ、フェルツマン、エレシコなどの超絶技巧派と言われる凄い連中がひしめき合っている。その競争の激しさはスクール中、最も過酷と思われる。尚、フリエールの弟子の中でスークを含め4人の弟子を抱えるのはウラセンコただ一人で、ケレルが二人の弟子を抱える他はそれぞれ演奏家として独り立ちしている。スークに関しては佐藤泰一氏は僅かに触れているだけで実態は殆ど謎である。少ない記述の中でブラームスの間奏曲集について触れており、ブラームスがスークの代表作であることは間違いない。スークは全3枚のLPを録音している(2019年時点)。このリスト/バルトークが最初の録音。敢えて難曲をチョイスしたようだ。このLPではスークの並外れた技巧が強調された部分を感じるがそれより彼独特のリズム感や表情に今までのリスト演奏とは異なるところを感じる。バルトークにおいても難曲過ぎて通常ならば手を出さない作品である。敢えてその難曲をほとんど煌びやかといってよいレベルでサラリと弾いてしまう腕前は只者でない。弾き切る能力だけでなく魔法のようにわかりやすく示すレベルにまで到達する手法を持っている。こんな無名のピアニストが大勢いる部屋が実在していた。ロシアピアニズムは知れば知るほど謎と興味が深まり、ある意味恐ろしいところがある。競争が激しいからこそ、それぞれが生き残るために個性に磨きをかける。だがら誰も成し得なかった新しい世界が生まれる。ロシアピアニズムはそんな実験場のようなところなのだろう。スタイルは異なるがニイコライ・スークもまた注目すべきロシアピアニズムの申し子である。

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