[DECCA] E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo. / ストラヴィンスキー:春の祭典

[ 1230-022 ] Stravinsky, Ansermet ∙ L'Orchestre De La Suisse Romande – The Rite Of Spring

通常価格:¥ 6,600 税込

¥ 6,600 税込      



商品コード: 1230-022

作品名:ストラヴィンスキー:春の祭典/第1部 大地の礼賛~1.序奏--2.春のきざし--3.誘拐--4.春の輪舞--5.敵の部族の遊戯--6.長老の行進、7.長老の大地への口づけ、8.大地の踊り | 第2部 生贄の儀式~1.序奏--2.乙女の神秘的な踊り--3.選ばれし生贄への賛美--4.祖先の召還--5.祖先の儀式--6.生贄の踊り
演奏者:E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5388
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのモノラル・オリジナル】---銀外溝, 12時にMade in England, フラット重量, 表記されたレコード番号:LXT 5388, Tax Code:R/T(1955年10月~1957年6月を示す), Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:ARL 3619-1A/ARL 3620-2A (ストレート小文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):I/H, 再補助マトリクス(9時):1/1, カッティング担当者:イニシャルAのGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー)を示す, 1950年代製造のスタンパーによる1958年頃製造分, 金/銀内溝レーベルは存在せず, 銀外溝レーベル・フラット盤の最初期分, これより古いモノラルレーベル存在せず, モノラル最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在しないと思われる(1A-2Aが最古), RIAAカーヴである, ステレオ存在する, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.UK, モノラル・オリジナル, original for mono
ジャケット:【英国でのモノラル・オリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 表記されたジャケット番号:LXT 5388, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:B & M 58.1, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:B & M 58.1(当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Balding & Mansell Ltd(M.B)., 紙ペラタイプ存在せず, 英国モノラルでこれより古いタイプ存在せず, モノラル・オリジナル, original for mono
トピックス:1957年4月スイス・ジュネーヴ・ヴィクトリアホールでのモノラル/ステレオ録音, 2回目録音, 録音技師:Roy Wallace, プロデューサー: James Walker, 編集/カッティングマスター:Guy Fletcher (ステレオはStanley Goodall/Anthony Hawkins), 英国では1958年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年1月DECCAからモノラル:LXT 5388(当装丁)にて初リリース, ステレオ:SXL 2042(ED1・初期タイプレーベル)にて初リリース, SXL 2042は一時6万円を超えた高額LP, モノラルもモノラルオーディオファイルLPの凄い音質を誇るLP, 1950年10月同じオケ同じ場所での旧モノラル録音あり, アンセルメ/スイス・ロマンドo.は同年10/11月には「ペトルーシュカ」を録音している, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:1958年SXL 2042と同時発売のモノラルヴァージョン。近年LXTに対する正しい評価をされる方が増えてSXLの代用品としてではなく、LXTを魅力あるプレスとしてご購入される方が増え嬉しい限りだ。1960年代中頃までのLXTはSXLにない魅力があるのは確か。LXTのオリジナルを聴かなければ、この意味は分からない。この曲で真っ先に思い浮かぶ名演に間違いない。モノとは言え、この迫力は圧巻。列車のような効果音は空気がこちらにやってくる感じ。ストラヴィンスキー:春の祭典はアンセルメの代表的録音だがどうしてもステレオ録音としての認識が前提にあるようである。モノラルの確かな音質を改めてアピールしたい。1950年モノラル録音も存在し、これは1957年の2回目録音になる。2回目録音は攻撃性が和らいで柔和な印象だが、モノラルヴァ―ジョンで聴けば、1960年代後期以降の録音とはまるで異なる荒々しさを体感できる。ステレオでここまでの迫りくる緊迫感は再生できないだろう。10倍近い価格差のあるモノラルとステレオ盤だが前情報なしに二つの比較試聴をしたならモノラルを良しとする方が多くを占める結果になることはわかっている。しかし人間は情報の刷り込みには勝てないでので、後で高く売れる、すっきり聴こえる、等の後から足された情報を加味し、ステレオ盤に魅力を持ってしまう。この2種が発売された1958年時点でステレオが優位という事実はあり得ないのである。安くて良い音のモノラル、高価ですっきりしているが音の薄いステレオ。何方を選ぶのが正しいということはない。人それぞれなのである。正しくないのは、正しい情報を持たずに判断してしまうことである。日本では長らくレコード会社が正しい情報を伝えてこなかった。いや、レコード会社すら知らなかったのかもしれない。今こそ正しい情報を持った上で判断できる時代となったことは喜ぶべきことだろう。

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