[Le Chaut de Monde] D.オイストラフ(vn) L.オボーリン(pf) / プロコフィエフ:Vnソナタ1番Op.80
商品コード: 1234-001
商品詳細:オイストラフは、Vnソナタ1番を全部で3回録音している。初回は1947年モスクワでのSP録音で、1959年MELODIYA復刻盤D 5552(10")でリリースされた。フランスではそれ以前の1955年頃、独自にSP復刻を行い、Le Chaut de MondeLe Chaut de Mondeから初リリース。その後、ヤンポルスキーと2回目、バウアーと3回目を録音している。Vnソナタ1番Op.80はプロコフィエフの作品の中でも、最も憂鬱で、情熱的な作品。1946年に完成し、同年10月23日モスクワ音楽院小ホールで、オイストラフ/オボーリンのコンビで初演された。両端楽章の繋がりに聴こえる滑り落ちるような音階を、作者は「墓場を抜ける風」と呼んだ。作品はオイストラフに献呈。本物を感じさせる空気感を持つ初演メンバー。MELODIYA盤(10")よりトレースの容易なLe Chaut de Monde盤はお薦めできる。「墓風、鋭くなって」の副題が付くVnソナタ1番の1楽章と3楽章は、オイストラフとフェインベルクによって、プロコフィエフの葬儀でも演奏された。この曲はオイストラフでないと示しが付かない。
オイストラフの在庫一覧へ
