[DECCA] C.ミュンシュ指揮パリ音楽院o. / ベートーヴェン:交響曲8番Op.93
商品コード: 1235-004
商品詳細:DECCA最初のベートーヴェン交響曲は、E.クライバーが3/5/6/7/9番の5曲を担当。1/2番をシューリヒト、4番をクリップス、そして8番のみミュンシュとベームの2人が入れた。ベームはLW 5259。どちらが先か不明だが、12"にカップリングされたのはベームの方で、1番のシューリヒトとカップリングされLXT 2824となり、1953年に発売。ミュンシュの8番は12"化されることなく、忘れ去られた。パリ音楽院の音色は英国系と異なり、何とも優美。当時のフランス人の考えるベートーヴェン像が浮かび上がる。せっかくDECCAに録音したベートーヴェン交響曲なのに12"化されなかったお蔭で存在すら忘れられたことは残念である。8番というと10"で収まるか12"の片面に入る長さなので現実的に致し方ないということだろう。1947年のSP音源なのでパワーはやや弱い。これがミュンシュ最初のベートーヴェン交響曲となった。
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