商品コード:1236-054[DECCA] G.セル指揮ロンドンso. / ヘンデル:水上の音楽

[ 1236-054 ] Georg Friedrich Händel, Georg Szell, London Symphony Orchestra


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商品コード: 1236-054

作品名:ヘンデル:作品集/組曲「水上の音楽」(ハーティ/セル編)~Allegro, ~Air, ~Bourrée; Hornpipe, 歌劇「忠実な羊飼い」~メヌエット(ビーチャム編) | 組曲「王宮の花火」(ハーティ編)~序曲, ~Alla Siciliana, ~Bourrée; Minuet, 歌劇「セルセ」(ラインハルト編)~ Largo
演奏者:G.セル指揮ロンドンso.
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 2302
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ第2版】---橙/銀大デッカ, 12時にOriginal Recording by The Decca Record Co. LTD. London, 6時にMade in France, Price Code:Ⓐ, グルーヴガード厚, Rights Society:BIEM, TAX Code:なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:ZAL 5285 R1/ZAL 5286 R1 (ラウンド小文字スタンパー・仏DECCAタイプ), DECCA規格ステレオ製造を示すZAL***で始まりレコード番号を含まないフランス型のフランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):フランスには存在せず, 再補助マトリクス(9時):なし, カッティング担当:マトリクスのイニシャルRは不明(RIAAカーヴの意味ではないと思われる), 1960年代のスタンパーを使った1965年頃製造分, フランスではこれより古い黒/銀レーベル存在する(1962年製造分), フランス・ステレオ最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在する, RIAAカーヴである, カッティング担当の前任者:なし, 英DECCA音源の仏DECCA製作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son, フランスでのステレオ第2版, 2nd issue for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ, 表記されたジャケット番号:SXL 2302, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:11-62, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された番号:11-62(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Disques Decca., 印刷:Imprimerie A.C.E.M., 折返しタイプの最初期分, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
トピックス:1961年8月ロンドンでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー:John Culshaw, 編集/カッティングマスター:Guy Fletcher(モノラル)/Stanley Goodall(ステレオ), 英国では1962年 The Decca Record Company Limited. London によりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 5666/SXL 2302(ED1レーベル)にて初リリース→1968年SDD 169→1971年SPA 120と変遷, フランスでは1962年11月仏DECCA:LXT 5666/SXL 2302(黒/銀レーベル)にて初リリース, これは1965年頃製造の橙/銀大デッカ第2版盤が1962年11月製造のオリジナルジャケットに入るケースでフランスでのステレオ・第2版, 英国ED1レーベルは相当な高額LPで当社では過去に1度入荷のみの希少盤(5万円超え), 但しオリジナルはモノラル/ステレオどちらもかなり希少, フランス盤でもセルの美学を十分に楽しめるプレス, 数少ないセル/SXLという希少盤, フランスSXLでも十分なステレオ・オーディオファイルLP 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:セルは1962年カーゾンとブラームスのピアノ協奏曲録音のためロンドンを訪れていた。その際プロデューサーであるジョン・カルショウの強引な録音日程の為、せっかく録音した大作チャコフスキーの4番を発売することができなかった。実はその1年前の1961年8月にもセルはロンドンを訪問、なぜかヘンデルをDECCAに録音して帰っていった。「水上の音楽」はハミルトン・ハーティが編纂した版にセル自身が手を加えており、作品にいっそうの輝きを増しているのが特徴。全体にキリリと引き締まった演奏ではあるがクリーヴランドとの一糸乱れぬ鬼のような指揮ではない。ブラスの光沢のある音色が一際冴え渡っている。メヌエットはイギリスの名指揮者トーマス・ビーチャムの編曲による演奏。この時のセルはかなり気軽に演奏に臨んでおり、上品さを保った中でオケには自由度を与え伸びやかに演奏している。何がそうさせたのか不明だが米国EPICの剃刀のような演奏とは相当の違いを見せる。カラヤンのようなレガートを多用してメロディを浮き立たせている。甘さをも引き出したセルらしくない演奏といえる。ただしこのヘンデルの響きは明らかに英国系指揮者とは異なる細やかさがある。まさにこれが一流指揮者の料理の腕であり彼の美学だろう。これの後で有名なビーチャム盤は聴かない方が良い。英国ステレオSXL 2302は5万円超えの高額LP!

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