[Archiv Produktion] K.リヒター指揮ミュンヘン・バッハo.cho. M.シュターダー(s) H.テッパー(a) E.ヘフリガー(t) D.フィッシャー・ディースカウ(bs) / バッハ:マニフィカトB.243
商品コード: 1238-005
商品詳細:カンタータ78番とカップリングされた12"で「マニフィカト」をお持ちの方が多いと思われるがそれは「マニフィカト」のオリジナルではない。この黄色いジャケットの10"が1961年リリースのオリジナルとなる。モノラルは13 078 APでステレオは195 078 SAPで10"として初リリース。12"はカンタータ78番のカップリングとカンタータ8番のカップリングの2種存在する。とことん拘る方にはこの10"をお薦めしたい。1961年ミュンヘンンの高等音楽学校での録音。マタイ受難曲の録音で有名となったカール・リヒター自身が1953年に設立したミュンヘン・バッハ管弦楽団。この楽団と戦後設立されたハインリヒ・シュッツ合唱団を改変したミュンヘン・バッハ合唱団とのコンビでArchiv Produktionに大量のバッハ作品他を録音することとなる。中でもカンタータ作品はリヒターのライフワークとして全曲は果たせなかったが1978年までに75曲を録音した。「マニフィカト」は単独の宗教音楽だがカンタータの仲間としてカウントすることが多く、四大宗教作品と別にリヒターの残したカンタータグループの一つとしてこれからも語り継がれる録音であろう。当時DGGに所属していた最高ランクの歌手たち、マリア・シュターダー、エルンスト・ヘフリガーらを起用できたことは幸運だったと言えよう。
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