[仏DECCA] M.マギン(pf) / ショパン:マズルカ1~41番
商品コード: BOX-962
商品詳細:ミロシュ・マギン(1929-1999)はポーランド生まれの作曲家/ピアニスト。ショパン以降の20世紀で最も偉大なポーランドの作曲家の一人と見なされている。ワルシャワ高等音楽学校で学び、1955年ショパン・コンクールで名誉賞、1957年ロン・ティボー・コンクール6位など、いくつかの国際コンクールで賞を受賞している。1963年からラフマニノフ音楽院、1975年からはパリ国際音大で教鞭を振るい、ルイサダなどの若手を輩出した。当盤は1968年から開始した仏DECCAのショパン・ピアノ作品全集の一つで、MUZAの全集に次ぐポーランド人による全集録音になる。マギンはポーランド・スタイルを堅持したタイプのピアニストだが、同系のマウツジンスキに比べ、よりスムースで歌心がある印象。強い打鍵は多用せず、巧みな表現力を駆使する手法こそ、ショパン本人に通ずるポーランド・スタイルではないだろうか。曲への解釈の深さが、名だたる有名ピアニストにも全く引けをとらない説得力と安心感を生み出している。