[ELECTROLA] J.スーク(vn) N.マリナー指揮/ モーツァルト:Vnと管弦楽のためのロンドK.373, アダージョK.261, ベートーヴェン, シューベルト
商品コード: 1241-037
商品詳細:Vn協奏曲ではない、大作曲家のオケ付Vn曲を5曲集めたLP。中でも、ベートーヴェンのロマンス2曲とモーツァルトのK.261、K.373は、誰もが知る名曲。シューベルトのロンドも、明るい名曲の一つ。J.スークのVnが陽気な曲とシンクロ。笑顔を振りまくがごとく、穏やかにしっとりと奏でる。1971年頃の録音、スークの音色は文句なしに美しく途中で針を上げるのがはばかられる程の充実した内容。マリナーのオケも良く、密度の濃い一枚。ヨゼフ・スーク(1929 - 2011)はチェコが生んだ偉大な作曲家であるドヴォルザークの曾孫として生まれ、同姓同名の作曲家ヨセフ・スクは祖父である。ボヘミア・ヴァイオリン楽派の重鎮だったヤロスラフ・コチアンの秘蔵弟子として英才教育を受ける。プラハ音楽院卒業後、プラハ四重奏団の第1ヴァイオリン奏者として音楽活動を開始する。その後も、チェロのヨゼフ・フッフロ、ピアノのヤン・パネンカと「スーク・トリオ」を結成するなど、室内楽において活動を盛んに行う一方、ソリストとしても1959年から世界ツアーを行うなど名声を得た。親日家でもあり、日本での公演もよく行っていた。当初チェコのSUPRAPHONに録音していたが、1960年代後期からDECCAやEMI系の西側レーベルでも引っ張りダコになり、EMI系には1970年頃から録音を行っている。バッハ:無伴奏Vnソナタとパルティータ全曲もこの時期の1971年頃の録音である。
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