[Les Discophiles Français] M.クーロー指揮シュトゥットガルト器楽声楽Ens. F.ザイラー(s) H.ミュンシュ(a) 他/ バッハ:カンタータ140番, 150番
商品コード: 1244-062
商品詳細:最近のリステンパルトの人気の影に隠れてしまった感のあるクーローだが、実はこのDF時代の録音はリステンパルトに勝るとも劣らない内容だった。彼はこの後PHILIPSに多くの録音を残したが、やはりこのDF録音を超えられなかった。B.140では、研ぎ澄まされた合唱部分に続き、激性をみせるレチタティーフと、オブリガード・ソロの展開は、未来に残る名演。有名な140番のテーマも、すっきりしている。B面の150番は録音が少ないが、強い宗教性を感じる名曲。DFではバッバのカンタータをクーローとリステンパルトで分けて録音、140番はクーローの担当になった。リステンパルトはLe Club Français Du Disqueで140番を録音している。マルセル・クーロー(1912 - 1986)はフランスのリモージュの生まれ。アンドレ・マルシャルにオルガンを師事し、パリのエコール・ノルマルで和声法を修めたあと、パリ音楽院でナディア・ブーランジェに作曲法の薫陶を受け、シャルル・ミュンシュに指揮法を学んだ。1954年シュトゥットガルト・バッハ合唱団の指揮者として活動。DF、PHILIPSなどに多くのバッハ・カンタータ録音を残した。宗教曲指揮者の草分けである。DFというレーベルを信頼していただければ間違いはない。
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