[La Voix De Son Maître] A.コルトー(pf) J.ティボー(vn) P.カザルス(vc) A.コルトー指揮/ ブラームス:Vn・Vcのための二重協奏曲, メンデルスゾーン:Pfトリオ1番
商品コード: 1247-056
商品詳細:カザルスのCOLHの中でも飛び抜けてレア。ブラームス・二重協奏曲は1929年録音、メンデルスゾーンのトリオ1番は1927年録音。いずれも1957年パテ・マルコーニにてLP化。冒頭のカザルスのVcがズシリと腹に響く、ただならぬ空気が支配する。そこにオケが入ってきて全体が華やぐが、ティボーが入るとまた別の緊張感が支配してくる。これほどまでに場の力が強い演奏は聴いたことがない。幻惑とはこういう演奏の事だろう。音も充分過ぎる良さ。カザルス・トリオは何故かハイドンだけが非常に多い。メンデルスゾーンのトリオだけが希少。カザルス・トリオのコンプリートはこれが最後の1枚という方が殆どだろう。メンデルスゾーンのトリオ1曲入りは存在せず、ブラームス・二重協奏曲とのカップリングとなる。カザルス・トリオの中でメンデルスゾーン1番だけがブラームス:Vn・Vcのための二重協奏曲のB面にカップリングされたため、この1枚で全て揃うという方が多いのではないだろうか? 他の曲は比較的プレスが多いがCOLH 75は入荷が少ない為、カザルス・トリオの中でメンデルスゾーン1番が最も入手難となっている。A面、B面それぞれ価値のある1枚。尚Vn・Vcのための二重協奏曲はコルトーが指揮を執る(スペイン録音)のでコルトーも両面に出演となる。COLH 75にフラット盤は存在しないが裏文字なしのジャケットは存在する。
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