[TELARC] M.フレイジャー(pf) R.ケンペ指揮ドレスデンsk. / コレクターズ・シリーズ・「マルコム・フレイジャー」全3点3枚バラセット
商品コード: 1247-029p
商品詳細:フランス人コレクターが個人として40年に渡って収集した演奏家別のコレクションをそのまま「コレクターズ・シリーズ」としてセットで出すことにした。当社では初の試みとなる。長年かけた厖大な時間はお金には換算できない。また縁あって集まったコレクションを散逸させず後世に受け継ぐことも国を跨いだ文化継承になるだろう。レーベルは複数にまたがり、オリジナル盤だけとは限らない、また意に沿わない国の盤が混じることもある。それらをご承知の上でご検討いただけると幸いである。基本バラセットである。今回は「マルコム・フレイジャー」。マルコム・フレイジャー( 1935- 1991)は米国セントルイス生まれ。1948年にカール・フリードベルクの演奏を聴いてフリードベルクに弟子入りを志願し、1949年からニューヨークでフリードベルクについて彼が没するまで師事した。1959年にはレーヴェントリット国際コンクールで優勝し、翌年のエリザベート王妃国際音楽コンクールでも優勝を飾った。1960年11月にプロコフィエフのピアノソナタ第6番を演奏してカーネギーホールでデビュー。RCA Victor Red Sealからプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番、ハイドンのピアノ・ソナタ第35番をリリースしてアルバムデビュー。楽譜の発掘にも意欲的に取り組み、彼が見つけ出した楽譜の中には、ロベルト・シューマンのピアノ協奏曲第一楽章の初稿としての「ピアノと管弦楽のための幻想曲」の自筆譜や、ピョートル・チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の初稿などが含まれる。録音は多岐にわたりMELODIYA、ETERNA、BASF、SCHWANN、DECCA、EMI、RCA、TELARC、QUALITON、ACANTAなどにある。スケールの大きな技巧派である。1960年代初期~1980年頃まで現役で録音を残した。ショパンでは大胆で明快な演奏、これはなかなかの秀演。
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