[LONDON] F.ブルメンタール(pf) A.フストラーリ指揮ロンドンso. 他 / コレクターズ・シリーズ・「フェリシア・ブルメンタール」全15点15枚バラセット
商品コード: 1249-037p
商品詳細:フランス人コレクターが個人として40年に渡って収集した演奏家別のコレクションをそのまま「コレクターズ・シリーズ」としてセットで出すことにした。当社では初の試みとなる。長年かけた厖大な時間はお金には換算できない。また縁あって集まったコレクションを散逸させず後世に受け継ぐことも国を跨いだ文化継承になるだろう。レーベルは複数にまたがり、オリジナル盤だけとは限らない、また意に沿わない国の盤が混じることもある。それらをご承知の上でご検討いただけると幸いである。基本バラセットである。今回は「フェリシア・ブルメンタール 」。フェリシア・ブルメンタール(1908 - 1991)はポーランド・ワルシャワの女性ピアニスト。ワルシャワ音楽院に学び、(ショパン国際ピアノ・コンクールの創設者)ズビグニェフ・ジェヴィエツキにピアノを、カロル・シマノフスキに作曲を師事。著名なショパン研究家のユゼフ・トゥルチンスキにスイスで個人指導を受けた。1938年ユダヤ系の為、戦禍を逃れブラジルへ移住し、ブラジル国籍を取得した。その後1962年にミラノに、1973年にロンドンに移住。1991年に演奏旅行の最中にイスラエルに客死した。テルアビブのキリヤット・シャウル墓地に埋葬されている。ブルメンタールのレパートリーは、ポルトガルのバロック音楽から南米の現代音楽までと幅広く大胆だった。数々の忘れられた作曲家のピアノ協奏曲の蘇演を行い、カール・チェルニーやフェルディナント・リース、ジョン・フィールド、アントン・アレンスキーらの協奏曲を録音している。こんにちブルメンタールはショパン弾きとして最も記憶されている。手の小ささにも関わらず、力強いピアニストであったので、ショパンのマズルカの録音は、画期的な解釈であると認知されている。録音レーベルは多岐にわたり様々だが米国レーベルが中心となる為、欧州では知られていない。録音としては意外に現代作品が多い。
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