[TELEFUNKEN] A.リュウ指揮アムステルダム室内o. ハンブルク・モンテヴェルディcho. I.ヤコバイト(s) W.マテス(ca) 他 / バッハ:カンタータ206番 B.206
商品コード: 1249-010b
商品詳細:ほんの数年前までは独Telefunkenの仏プレスと言うと、オリジナルでないという理由で見向きもされなかったが、近年、このパテ・プレスの音質は大変音楽的であり、オリジナルと音の傾向は変わるにしても、これはこれで素晴らしいプレスであることがわかってきた。場合によっては独SAWTより、こちらの方が良いケースがあるのは事実、先入観の恐ろしさを端的に示す一例だ。音楽とは心に訴えかける強さでクオリティーを判断する前提を忘れるべきでない。TELEFUNKENは1960年代の中期、DAS ALTE WERKシリーズの一環として5人の指揮者(リュウ、ユルゲンス、レオンハルト、シュレーダー、アーノンクール)で11枚のカンタータLPを出した。これらが古楽奏法を用いた初のシリーズ録音として世に与えたインパクトは大きい。一貫したサウンドポリシーのもとに新しい時代を切り開く仕事。古楽器を使いながらもそれに振り回されずバッハの様式美を追求した、新鮮ながら感動を与えてくれる内容だった。次の全曲録音へと繋がる。カンタータ206番は比較的初期の1664年頃の録音でモノラルと同時発売。カンタータ好きの方、或いは最近その良さに気が付いた方には是非お勧めしたいシリーズである。中でもフランスプレスの音楽性は特筆される!
リュウの在庫一覧へ
