[Disques A Charlin] M.シャピュイ(org) / 「フランス・オルガン曲集」ジャン・アダム・ギラン, ダンドリュー, アンドレ・レゾン
商品コード: 1250-052
商品詳細:ミシェル・シャピュイ(1930 – 2017)はフランス・ジュラのドールで生まれ。、ドール大聖堂のオルガンで初期の訓練を受けた。1943年、ディジョンでエミール・ポイヨにピアノを習う。1945年、ブザンソン大聖堂のオルガニストであるジャンヌ・マルギヤールの下でオルガンの最初の本格的な研究が行われた。パリのエコール・セザール・フランクでルネ・マルエルブ(作曲)、エドゥアール・スベルビエル(オルガン)に師事。パリ音楽院でマルセル・デュプレに師事し、1951年にはオルガンと即興演奏で賞を受賞した(ペリリュー・エ・ギルマン賞)。1951 年から 1954 年までパリのサン・ジェルマン・ロセロワ教会と 1954年から 1972 年までサン・ニコラ・デ・シャン教会のオルガニストを務め、1955 年から 64 年までノートルダム大聖堂に移り、 1964 年からはサン・セヴラン教会の名誉あるオルガニストを務めた。1956年から79年までストラスブール音楽院、1979年から86年までブザンソン音楽院、1986年から95年までパリ音楽院で教授を務めた。1996 年から 2010 年まで、ベルサイユ・ロイヤル・チャペルのオルガニストを務めた。彼はサン・ニコラ・デ・シャンのクリコオルガンで、17世紀から18世紀にかけて現存する全てのフランスのオルガン曲を演奏した。また1966~1970年頃のバッハ・オルガン作品全集の録音もVALOISに行った。オルガン好きのアンドレ・シャルランも自身のレーベルで録音してもらうようにVALOIS時代から交渉していたに違いない。その希望が叶って1972年頃この録音が実現したようである。録音はドイツ・ Schwannのトーマス・ガリアが行ったようである。Disques A Charlinは独自のマトリクスで製造していることから録音にも参加していたのではないかと思われる。他のDisques A Charlin盤と同じクオリティである。音源はDisques Lumen が持っているのかもしれない。SchwannとDisques A Charlinの両方から出る場合AMS **という番号が使われるようである。録音はフランス・ヴィエンヌ県の県庁所在地であるヌーヴェル=アキテーヌ地域圏・ポワティエのポワティエ・ノートルダム大聖堂のグランドオルガンが使われた。やはりVALOISの音とは違いを感じる。日本人にはなじみのない曲が多いが、バッハでは使われない様々なポジションの様々な疑似音とダイナミックな演奏を楽しめる特別なオリガンLPである。
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