[Les Discophiles Français] M.エウィッツ指揮モーリス・エウィッツ器楽ens. / モーツァルト:管楽のためのセレナーデ11番K.375, 12番K.388「ナハトムジーク」
商品コード: 1250-024
商品詳細:当社発足時から力を入れてきたフランスの重要なレーベルに一つであるLes Discophiles Français。最近では大半の番号は入荷したと思っていたが、2022年になって初めてお目にかかるモーツァルトが入荷した。DF 10という初期番号で曲はK.375/K.388の木管のためのセレナーデ集。K.375は2 cl, 2 hr, 2 fgの6管楽器で、K.388は 2 ob, 2 cl, 2 hr, 2 fgの8管楽器による演奏。そのためか演奏はモーリス・エウィッツ室内o.ではなく器楽アンサンブルと表記されている。良くカップリングされる2曲ではあるがここまで古い録音も多くはない。LP古代の最初期でグループに入る録音である。1946年のSPが音源らしい。モーリス・エウィッツがエウィッツ室内管弦楽団を創設したのは1939年である。フランスの室内楽楽団として老舗である。それ以前は1909にカペー弦楽四重奏団に第2ヴァイオリン奏者として入団、1914-1919年の5年間を除き1928年まで在籍したことが知られている。1928年リーダーのリュシアン・カペー(1873-1928)の急死でエウィッツ四重奏団(1828-30)の名前で引き継いだ。さらに新エウィッツ四重奏団(1935-39、1946-49)を作った。1942-55年にはパリ音楽院の室内楽科の教授もつとめエウィッツ室内管弦楽団創設へと進展する。幸いにもLes Discophiles Françaisは1940年から始まるレーベルで1952年頃まではSPを制作していた。エウィッツは勿論SP録音も行った中の一つがこのようにLPへと復刻されたのが当盤である。録音は古いが初期モノラルLPを聴くのと変わらないレベルである。1940年代とは思えないモーツァルト的な優雅な演奏に驚かされる。
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