[Les Discophiles Français] K.リステンパルト指揮ザール室内o. / モーツァルト:交響曲25番K.183, 28番K.200, 29番K.201
商品コード: 1250-023
商品詳細:K.リステンパルト指揮ザール室内o.によるモーツァルト:交響曲25・28・29番。リステンパルトが指揮をすると楽曲が彼のスタイルになってしまい、そして作品をより魅力的なものにしてしまうから不思議だ。軽快で洗練されたモーツァルトを聴くことになる。DF/クリュブフランセ/ERATOにもモーツァルト:交響曲を録音するがDF盤はもっと珍しい。近年殆ど入荷のないスーパーレア盤、是非聴いていただきたい一枚。カール・リステンパルト(1900-1967)はドイツの港町キール生まれの指揮者。ベルリン・オラトリオ合唱団の指揮者として活動を開始する。1932年、15名ほどの弦楽奏者を中心にリステンパルト室内管弦楽団を創設し、定期コンサートを開催する。戦後の46年にベルリンRIAS室内管弦楽団と合唱団を組織した。コンマスのヴァイオリン奏者ウルリヒ・グレーリングはこの時、RIAS室内管弦楽団に居たソリストだったと思われる。グレーリングはその後1942-1947年までの間ベルリンpo.のコンサートマスターを務めることになる。リステンパルトは1953年からザールブリュッケンのザールラント室内管弦楽団の指揮者に就任する。DFに録音を開始したのはそこからである。リステンパルトは1953年10月1日-ドイツ、ザールブリュッケンに18人のメンバーでザール室内管弦楽団を創設する。そのメンバー中10人はベルリンから付いてきた音楽家である。ウルリヒ・グレーリングとフリッツ ・ノイマイヤー(1900-1983)もそこに含まれると思われる。ノイマイヤーはザールブリュッケンの生まれでベルリンで活動していた。同じくベルリンに居たリステンパルトとは早い時期に知り合い、共演もしたと思われる。1967年リステンパルトが亡くなるまでその活動は続き、レーベルもDFからLe Club Français Du Disqueに代わる。リステンパルトのLes Discophiles Françaisにおけるモーツァルト:交響曲録音は25/26/28/29/31/35/36/38/39/40/41番の11曲存在する,中でもこれは初期の1956年録音で21番を含む3曲入りの入荷の少ない1枚。圧倒的な音圧とむせかえるような情熱が理性に包まれて燃焼する様を感じることができる。
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