[VÉGA] R.ブトリー(Pf)指揮パリ管楽Ens.メンバー / モーツァルト:Pfと木管の五重奏曲K.452, Ob・Cl・Fgのためのディヴェルティメント3番(ウーブラドゥ編)
商品コード: 1250-020
商品詳細:超珍品。VEGAのオリジナル録音。日本では馴染みの薄いメンバーだが、1950年代に録音されたこの演奏は、まさにK.452の理想形の一つだろう。各パートは、それぞれが名人芸的であり、全体としてまったりとした空気に支配される。時が止まったかのような、現在という時空から切り離されたような時が流れる。しかし、ピアノは大変クリアーな響きで、セピア色の中にもはっきりとしたリアル感がある。モーツァルトだけが残し得た傑作室内楽の妙味を楽しめる1枚。ソリストたちはピアノ以外明らかにされていないが、パリ管楽Ens.メンバーである。ピアノはロジェ・ブトリー(メンバーではない)。K.452は1950年代初頭から名演の多い曲である。既にお気に入りをお持ちの方も多いだろう。是非、ご自身のベスト1と比較していただきたい。テンポ、表情、色調など総合体に見ても相当にレベルの高い演奏である。難点は非常に入荷が少ないこと。当社でも過去25年間に3度入荷しただけの超希少盤で存在すら知られていないだろう。モーツァルティアン以外のお客様にも納得いただける内容であると信じる。B面のOb・Cl・Fgのためのディヴェルティメント3番はフランスの指揮者フェルナン・ウーブラドゥ(1903-1981)による編曲で原曲は不明。ピアノのロジェ・ブトリー(1932-2019)は作曲家でもあり、フランス共和党近衛兵オーケストラの長でもある。モノラル期からCD期まで広範囲に活動し、様々なマイナーレーベルに意外なほど多くの録音を残した。
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