[RCA] B.グッドマン(cl) C.ミュンシュ指揮ボストンso. ボストンso.クインテット / モーツァルト:Cl協奏曲K.622, Cl五重奏曲K.581
商品コード: 1250-019
商品詳細:1956年米国タングルウッドでのRCA録音。スウィング・ジャズの代表的存在として知られるクラリネット奏者ベニー・グッドマン(1909~1986)と当時ボストンso.を率いていたシャルル・ミュンシュは、1956年マサチューセッツ州バークシャーで開かれたBerkshire Festiva1956への参加のためボストンso.と共にバークシャー入り。この時グッドマンはまだ47歳。この音楽祭は今タングルウッド音楽祭として継続していて、古くは小澤征爾もここで渡米間もない頃演奏をしている。開催期間はクラシック音楽祭が6月から7月、ジャズ・フェスティバルが8月から9月にかけてである。尚いつからかは不明だが、レジデンス・オーケストラはボストン交響楽団と決まっている。シャルル・ミュンシュもこの音楽祭の常連指揮者で一時音楽祭の音楽監督も務めた経験がある。会場には現在、小澤征爾ホールができた。ボストンから車で2時間の距離らしい。ジャズ界の大物もモーツァルトを吹かせたら実は凄く上手かった。それを体感できる録音。一流の音楽はジャンルを問わず一流であるということだろう。実はベニー・グッドマンがモーツァルトを演奏するのは初めてではない。1930年代から自分のジャズ・ライヴでモーツァルト作品を取り上げていたらしい。1937年にはブダペスト四重奏団とともにクラリネット五重奏曲K.581をSP録音している。上手いのも当然というわけだ。映画「ベニーグッドマン物語」にも使われていた。天国的気分がよく出ている。ベニー・グッドマンの出す音は独特で強い粘りがあり個性的。聴けばすぐにグッドマンとわかるクラリネット奏者である。
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