[DECCA] I.ヴォイク(vn) M.アース(pf) / プロコフィエフ:Vnソナタ2番Op.94, ミヨー:Vnソナタ2番, ドビュッシー:Vnソナタ ト短調

[ 1251-063 ] Prokofiev ∙ Debussy ∙ Milhaud, Ion Voicou And Monique Haas – Violin Sonatas By 20th Century Composers

通常価格:¥ 11,000 税込

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商品コード: 1251-063

作品名:20世紀のVnソナタ集/プロコフィエフ:Vnソナタ2番Op.94 | ミヨー:Vnソナタ2番, ドビュッシー:Vnソナタ ト短調
演奏者:I.ヴォイク(vn)M.アース(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 6351
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのモノラル・オリジナル】---銀中溝, 外周2mmの浅スジ12時にMade in England The Decca Record CO LTD, グルーヴガード厚, TAX Code:J/T(1968年11月~1973年4月を示す), Rights Society:Hawkes & Son, (P)1968, スタンパー/マトリクス:ARL-8252-1A/ARL-8253-1A/ (ラウンド小文字スタンパー・仏DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARL***で始まりレコード番号を含まないフランス型フランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス(3時):U/B, 再補助マトリクス(9時):1/1, カップリングマスター:イニシャルAはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)を示す, 1960年代製造のスタンパーによる1968年製造分, 旧番号存在せず, これより古いモノラル・レーベル存在せず, モノラルの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1A/1Aが最古), ステレオ存在する, RIAAカーヴである, カッティング担当の前任者:なし, DECCA音源のDECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.Surrey, U.K, モノラル・オリジナル, original for mono
ジャケット:【英国でのモノラル・オリジナル】---表コートペラ, 表記されたジャケット番号:LXT 6351, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), (P)なし(C)1968, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号表記ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Robert Stace Ltd. London, 折返タイプ存在せず, これより古いモノラル・タイプ存在せず, モノラル・オリジナル, original for mono
トピックス:【当社初入荷の希少タイトル】---1967年6月20-23日ロンドン・Kingsway Hall, London・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Stanley Goodall, プロデューサー: John Mordler, 編集/カッティングマスター:Guy Fletche(ステレオはHarry Fisher), 1968年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCAからモノラル:LXT 6351(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:SXL 6351(ED2レーベル・表コートペラジャケット入り)にて初リリース(ステレオ未入荷), 当社初入荷の希少タイトル

商品詳細:イオン・ヴォイク(1923 - 1997)はルーマニア・ブカレスト生まれの男性ヴァイオリン奏者。14歳の時にブカレスト音楽院へ入学、コンスタンティン・ニクレスクのクラスでヴァイオリンを学び、1940年に卒業した。音楽院を卒業後は暫くルーマニア放送管弦楽団に団員として籍を置いたが、客演したウィレム・メンゲルベルクにソリストとしての才能を見出される。1946年にはルーマニア国内で開かれた音楽コンクールに優勝し、ジョルジェ・エネスクの薫陶を受けることとなった。1954年にはアブラム・ヤンポリスキーの下でさらなる研鑽を積んだが、ヤンポリスキーの没後はダヴィッド・オイストラフに師事している。1957年には帰国し、ルーマニアを中心に演奏活動を展開。1964年にはルーマニアの国務院より人民芸術家の称号を贈られた。1965年にはカーネギー・ホールでアメリカ・デビューを果たしている。1969年にはブカレスト室内管弦楽団を創設して指揮者としても活動し、1973年から10年間にわたってジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を歴任した。録音はELECTRECORDに数点存在する。また1960年代DECCAにSXL 6184(メンデルスゾーン:Vn協奏曲Op.64,ブルッフ:Vn協奏曲1番Op.26)、SDD 352(ラヴェル:Vnソナタ,イザイ:無伴奏Vnソナタ3番,エネスク:Vnソナタ2番Op.6)の2点がこれまでに入荷した。今回初めて当タイトルが初入荷し、3つ目のDECCA録音が判明した。ステレオも同時発売された。基本、綺麗な音を出す奏者で、音にはやや粘りもある有機的な温床である。元々技巧派であり、難曲を軽々と美しく弾いてしまう。プロコフィエフ:Vnソナタ2番はフルート・ソナタと共通の作品でヴァイオリンではオイストラフなどが知られるが、ヴォイクのシャープでこざっぱりした演奏には心惹かれる。B面のミヨーは録音が少ない曲で、中々端正なメロディーを持つ曲で3曲中最も魅力を感じる曲。最後のドビュッシーはやはり聴きものだろう。ヴォイクの特徴はドビュッシーが一番理解しやすい。抑揚はあるが極端ではなく、強弱は小さめで美しい弱音をタップリ聴かせるタイプ。全体の理知的な印象を受けた。わざとらしさがなく、自然な流れを重視した反エンターテイメント・タイプかもしれない。当社に25年以上も入荷のなかった極めて希少なタイトルである!

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