[DGG] M.アース(pf) P.パレー指揮フランス国立放送o. 他 / コレクターズ・シリーズ・「モニク・アース・DGG」全7点7枚バラセット
商品コード: 1251-031p
商品詳細:あるフランス人コレクターが個人として40年に渡って収集した演奏家別のコレクションをそのまま「コレクターズ・シリーズ」としてセットで出すことにした。当社では初の試みとなる。長年かけた厖大な時間はお金には換算できない。また縁あって集まったコレクションを散逸させず後世に受け継ぐことも国を跨いだ文化継承になるだろう。レーベルは複数にまたがり、オリジナル盤だけとは限らない、また意に沿わない国の盤が混じることもある。それらをご承知の上でご検討いただけると幸いである。基本バラセットである。ご興味のある方は是非この機会に!今回は「モニク・アース」。モニク・アース(1909- 1987)はパリジェンヌで、パリ音楽院でジョゼフ・モルパンとラザール・レヴィに師事し、1927年に首席となる。ルドルフ・ゼルキンやロベール・カサドシュの下でも研鑽を積んだ。世界中で演奏活動を続け、とりわけドビュッシー以降の20世紀音楽の演奏で名声を得た。また、アレクサンドル・チェレプニンのピアノ作品集なども残した。夫はルーマニア出身の作曲家・マルセル・ミハロヴィチ。アースは、第一次世界大戦後に教育を受けたフランス人ピアニストの多くと同じく、ロマン派の作曲家を避けたレパートリーと、フランス音楽の意味深い演奏が特徴的である。フランソワ・クープランやジャン=フィリップ・ラモーの楽曲が、ハイドンやモーツァルトの作品と並んで、定期的にプログラムを飾った。半面、ロベルト・シューマンの作品やフレデリック・ショパンの練習曲も例外的にレパートリーに取り入れていた。とはいえモニク・アースの名は、近代フランス音楽の弾き手として最も記憶されている。《12の練習曲》や、《前奏曲集》を含むドビュッシー作品の録音は、グランプリ・デュ・ディスク賞を受賞している。ラヴェル作品では、ピアノ独奏曲だけでなく、2つのピアノ協奏曲を録音しており、特に《ピアノ協奏曲ト長調》は2度録音している。夫であるミハロヴィチの作品が入る4曲入りのレシタル・18 077 LPM は当社初入荷。他ラヴェルのソロ作品集18 302 LPM、ドビュッシー:12の練習曲・18 046 LPMなど1950年代初期の珍しい番号が入る。1枚でも元が取れる価格である。
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