[PHILIPS] A.グリュミオー(vn) / バッハ:無伴奏Vnソナタ, パルティータ(全6曲)B.1001~B.1006

[ 1251-008 ] Bach, Andrej Lütschg – Sonaten Und Partiten Für Violine Solo Vol.1~Vol.3

通常価格:¥ 49,500 税込

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商品コード: 1251-008

作品名:バッハ:無伴奏Vnソナタとパルティータ(全6曲)/無伴奏Vnのためのソナタ第1番ト短調 B.1001, 無伴奏Vnのためのパルティータ第1番ロ短調 B.1002 | 無伴奏Vnのためのソナタ第2番イ短調 B.1003, 無伴奏Vnのためのパルティータ第2番ニ短調 B.1004 | 無伴奏Vnのためのソナタ第3番ハ長調 B.1005, 無伴奏Vnのためのパルティータ第3番ホ長調 B.1006
演奏者:A.グリュミオー(vn)
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:835 198-200 LY
M/S:ステレオ, stereo (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 箱入り3枚組, 3 single records
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・第2版?】---赤白/銀4本線センター白, 枠内3時に銀色でMade in France, 33 1/3 Gravure Universelle, Trésors Classiques, グルーヴガード厚手, Price Code:Ⓐ , Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:PHI AA 839 198 1Y2 670/PHI AA 839 198 2Y2 670・PHI AA 839 199 1Y2 670/PHI AA 839 199 2Y2 670・PHI AA 839 200 1Y2 670/PHI AA 839 200 2Y2 670 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), PHILIPS規格のステレオ製造を示すPHI AA***で始まりレコード番号を含むフランス型専用スタンパー使用, 670はPHILIPSグループの工場を示すとともにカッティングマスターがPhonodisc B.V.による事を示す, 補助マトリクス:11/11・114C1/113C1・12/11, 再補助マトリクス:A1A4/A1A3・A2A3/A2A3・B4A4/A2A4, 1960年代のスタンパーによる1967年頃製造分, 旧番号存在せず, フランスにはHI-FI STEREOレーベル存在すると思われる(未入荷), カマボコタイプ存在せず, フランスでこれより古いステレオレーベル存在すると思われる, フランスでの最古レーベル・最厚プレスではないと思われる, 更に古いマトリクス存在すると思われる, モノラル存在する, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:Phonodisc B.V.の技師, PHILIPS音源の仏PHILIPS制作プレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, 厚手盤, フランスでのステレオ・第2版と思われる, 2nd issue for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・第2版】---外周5面黒クロス紙表コート箱, リブレット付き, Gravure Universelleの金シール付き, レコード内袋にPHILIPSの刻印と蓋付き, 表記されたジャケット番号:835.198/200 LY, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスのモノラルでは当ジャケットではない・パノラマHI-FI-STEREOロゴ付きあると思われる), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A, 印刷:Imprimerie S.P.P.Louviers, HI-FI- STEREOロゴ付きタイプが存在すると思われる(未確認), フランスでこれより古いタイプ存在すると思われる, フランスでのステレオ・第2版と思われる, 2nd issue for stereo in Fr.
トピックス:1/6番:1960年11月・3/4番:1961年3月・2/5番:1961年7月アムステルダムでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー:不明, 編集/カッティングマスター:不明, オランダでは1962年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPSからモノラル:A 022051 L/A 022052 L/A 022053 Lのバラ3枚(アズキ/銀レーベル・グルーヴガード厚手盤)にて初リリース, 1963年ステレオ:835 198 AY/835 199 AY/835 200 AY(HI-FI- STEREOレーベル)のバラ3枚で初リリース・同年箱入り3枚組(835 198-200 AY)でもHI-FI- STEREOレーベルでリリースと思われる, フランスではモノラルのバラ単売は存在しないと思われる, 1963年頃ステレオ:835 198-200 LY(HI-FI- STEREOレーベル)で初リリースではないかと思われるが未確認→1967年頃835 198-200 LY(当装丁)にて再リリースではないかと思われるがこれが初出の可能性も否定できない, フランスのモノラルは入荷がなく詳細不明, オランダのステレオ初出は超高額, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:オランダ盤のステレオ初版はHIFIステレオ('63年)、当盤はフランスのステレオ・リリース分でフランスにもHIFI-STEREOレーベルがあると思われるが入荷がなくはっきりしない。近年は後の赤/銀3本線レーベルですら入荷は少ない。グリュミオーの無伴奏は、他の奏者に比べると全体的に明るいトーンで悲愴感がない。ラテン的な演奏とも言われるが、それはグリュミオーの個性であり、一貫して変わる事はない。音色は特に美しく、ビロードのような肌触りの音色と相まって健康的なバッハと言える。長く付き合える演奏の一つ。この盤がよく鳴らない筈はない。アルトゥール・グリュミオー(1921~1986)はバッハ(1685~1750)と同じ誕生日、3月21日に生まれたことを終生運命的であると感じていたと語っている。ベルギーのシャルルロワ近郊のヴィレール・ペルワンに生まれた。1936年15歳の時にパリに行き、大家ジョルジュ・エネスクに師事、'39年にアンリ・ヴュータン賞、フランソワ・プリュム賞を得て、'40年にはベルギー政府からヴィルテュオジテ賞を授与されている。大戦後、パリでビュー。モーツァルトの協奏曲第3番を弾いて、「ティボーの再来」とまで高評価を得た。グリュミオーはこの曲集を録音する際、過去の名ヴァイオリニストによる校訂版を用いることなく、バッハの自筆譜のファクシミリを求め、それを基に一音符も変更することなく演奏したらしい。これは当時としては大変珍しいことで、彼はそのことを示すために、初出レコードのジャケットに、バッハの肖像画でも自らの肖像写真でもなく、わざわざ同曲集のバッハの自筆譜を用いたほどである。使用ヴァイオリンについて、1957年にベルギーのルノア伯爵から貸与された1727年製ストラディヴァリウス「ジェネラル・デュポン」である。この楽器はグリュミオーが使用していたことで、彼の死後は「ジェネラル・デュポン=グリュミオー」と呼ばれ、約3億円の価値があるとされている。現在は中国人の資産家の所有となり、ドイツの名ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンに貸与されている。グリュミオーのデビューの頃はアメリカの銀行家から1715年製ストラディヴァリウス「ティティアン」を貸与されていた。グリュミオーは1971年にオランダの楽器商から1744年製のグァルネリ・デル・ジェス「ロゼ」を購入し、ストラディヴァリウスと併用していた。このバッハの録音はそれ以前の1960~61年なので、間違いなくストラディヴァリウス「ジェネラル・デュポン」での演奏である。フランコ=ベルギー楽派の伝統を受け継いだ美音で全編が照らされる健康的で気品漂う演奏である。全体が明るい印象だが、それこそがグリュミオーの魅力であり、明るさの中にバッハの意図を溶け込ませ、構築した堂々たる大作といえる。

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