[MELODIYA] チャイコフスキーQt.(J.シトコヴェツキー, A.シャリーエル(vn) R.バルシャイ(va) J.スロボドキン(vc)) / ベートーヴェン:SQ7番Op.59-1
商品コード: 1252-035nb
商品詳細:J.シトコヴェツキーを中心としたチャイコフスキーQt.によるベートーヴェン。殆ど入荷のないオリジナル世代。時期的には'50年代。針を落として驚いた。LPを聴いている感覚ではない。SP期のあの濃密な空気感と、どこまでもナイーブに音を出す各メンバーのデリカシーの塊のような演奏に、声も出ない。これが本物なのか…今までLPで聴いてきた演奏は何なのかと思う。神棚にまつりたくなる程の宝物的内容は、まさに神品!! 高額だが納得の内容!!チャイコフスキー弦楽四重奏団は1954年モスクワ音楽院の卒業生らによりモスクワで結成。第1Vn:ユリアン・シトコヴェツキー、第2Vn:アントン・シャリーエル、Va:ルドルフ・バルシャイ、Vc:ヤコフ・スロボトキンで発足。ユリアン・シトコヴェツキー(1925-1958)は旧ソ連で最も著名なヴァイオリン奏者でやはり旧ソ連の名ピアニスト、ベラ・ダヴィトヴィチと結婚したことでも知られる。1952年のヴィエニャフスキ国内コンクールで2位入賞。Vaのルドルフ・バルシャイも名手として、後にボロディンQt.メンバーとなり、指揮者として活躍する。チャイコフスキーQtの録音は実は全部で3枚しかない。当盤の他に、ショスタコーヴィチ3番(1948年録音)、ショスタコーヴィチ4番である。たった3枚のLPを残した団体だが、そのメンバーの凄さから伝説的な弦楽四重奏団となっている。中でも「ラズモフスキー1番」は最も注目される録音で抒情性が生かされたデリケートな演奏で神品と称しても違和感のない正に伝説的な演奏である。今となっては歴史の1ページを飾るだけの弦楽四重奏団となってしまったが、実際耳にしてみると、その価値の大きさに驚くことになる。家宝といってよい内容!
チャイコフスキーQtの在庫一覧へ
