[MELODIYA] A.ヴェデルニコフ(pf) L.ギンスブルグ指揮 N.アノーソフ指揮/ プロコフィエフ:交響組曲「キージェ中尉」Op.60, Pf協奏曲4番Op.55

[ 1252-024n ] S. Prokofiev = S. Prokofiev – Concerto No. 4 = 4th Concert / Lieutenant Kije = Lieutenant Kije

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商品コード: 1252-024n

作品名:プロコフィエフ:交響組曲「キージェ中尉」Op.60 | Pf協奏曲4番Op.55
演奏者:A.ヴェデルニコフ(pf)L.ギンスブルグ指揮国立放送so.--(Pf協奏曲4番), N.アノーソフ指揮ソビエトso.--(キージェ中尉)
プレス国:旧ソ連, Russia
レーベル:MELODIYA
レコード番号:Д 05968
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連での第2版世代】---紺/銀DL(ダブルレター), ▽33, グルーブガード厚手, Made in USSR, ГОСТ 5289-なし, TУ-Φ-16, Repertoire group:Вторая..гр., .Price Code:なし, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:Д 05968 1-1/Д 05968 1-1 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYAタイプ), 露語表記・国内仕様, 1960年代スタンパーによる1965年頃製造分, プレ・メロディア後期レーベルが存在する, ГОСТがあればГОСТ 5289-56が最初(当盤ではない), 旧ソ連での最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在せず( 1-1/1-1が最古で滅多にない), ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス, モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作, 旧ソ連での第2版世代, 2nd issue generation
ジャケット:【旧ソ連での第2版世代】---折返紙ペラ(MK), V/O Mezhdunarodnaya Kniga, Made in USSR, 表記されたジャケット番号:Д 05968-69, Price Code:なし, 背文字:なし, 露/英語表記・国内/輸出共用仕様, (P)(C)なし, ジャケット裏年号:Apt.なし Зак.No.37P, 製作/印刷:ΜеждународнаяКнига, カラーペーパーが存在する, 旧ソ連での第2版世代, 2nd issue generation
トピックス:1960年又はそれ以前のモスクワでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1960年MELODIYA:Д 05968(プレ・メロディア後期レーベル)にて初リリース, これは1965年前後の第2版世代レーベルが第2版世代ジャッケットに入るケースで初期盤, 当社でプレ・メロディア後期レーベルの入荷はない, ヴェデルニコフのLP2枚目発売分の珍品

商品詳細:B面にアナトーリ・ヴェデルニコフがピアノソロでレオ・ギンズグルグ指揮国立放送so.によるPf協奏曲4番が入る。1960年発売の最初期モノラル録音。バッハ弾きで知られるヴェデルニコフも最初からバッハを録音していたわけではなく、他のロシア勢と同様にプロコフィエフの録音がある。これはヴェデルニコフの2枚目リリースで、最初はドビュッシーの練習曲集という確かにMELODIYAでは変わり種ではある。ロシアンスクール生としてプロコフィエフが弾けなければスクール生とはみなされない所があるのかもしれない。Pf協奏曲4番は冒頭から技巧的なソロが展開する曲で、隻腕のピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインの委嘱で作曲されたピアノ協奏曲。ピアノ独奏は左手のみで演奏される、いわゆる「左手のためのピアノ協奏曲」の一曲である。初演はプロコフィエフ死後の1956年9月5日に、ドイツ人奏者ジークフリート・ラップのピアノ、マルティン・リッヒ指揮のベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)によって西ベルリンで行われた。ラップは第二次世界大戦でヴィトゲンシュタインと同様に右手を失ったが、やはり同様に左手のみでピアニストとしての活動を続けようとしてレパートリーを探していたところ、たまたま作品目録でこの協奏曲の存在を知り、プロコフィエフの未亡人ミーラに連絡して楽譜を入手し、初演に至った。ヴェデルニコフが何故このような特殊な曲を選んだのかは不明。ヴェデルニコフの珍録音といえるだろう。A面はヴェデルニコフとは全く関係のない交響組曲「キージェ中尉」。こちらはN.アノーソフ指揮ソビエトsoの演奏になる。この曲は1933年にベルゴスキノ映画製作場(現ベラルーシ・フィルム)からの依頼により、同名映画のための音楽を作曲したが、映画が公開された1934年に演奏会用の交響組曲を作った。単なる抜粋ではなく、主題の組み合わせや、オーケストレーションの変更を含むものであり、プロコフィエフ自身は映画音楽を作ることよりも苦労したと語っている。同年に初演された。映画は、ロシア皇帝パーヴェル1世のもとで起こった、実は存在しない「キージェ中尉」を巡る珍事件の数々を描いた、風刺的・喜劇的な内容のもの。ロシアの作家ユーリイ・トゥイニャーノフの同名小説(ただし、元々のタイトルは『キージェ少尉』Подпоручик Киже)に基づいているが、映画化に際してトゥイニャーノフ自身が脚色している。この映画の仕事と前後して、プロコフィエフは亡命生活を終えてロシアへの復帰を果たしている。プロコフィエフとしては一般向けの難解ではない作品の一つ。プロコフィエフというだけで関連のない2曲がカップリングされた1960年発売のLP。

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