[COLUMBIA] S.フランソワ(pf) / ショパン:14のワルツ

[ 1257-056 ] Samson François, Chopin ‎– Les Quatorze Valses

通常価格:¥ 11,000 税込

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商品コード: 1257-056

作品名:ショパン:14のワルツ(全14曲)/ワルツ第1番 変ホ長調『華麗なる大円舞曲』Op.18--ワルツ第2番 変イ長調Op.31-1「華麗なる円舞曲」--ワルツ第3番 イ短調Op.34-2--ワルツ第4番 ヘ長調Op.34-3『猫のワルツ』--ワルツ第5番 変イ長調Op.42「大円舞曲」-- | --ワルツ第6番 変ニ長調Op.64-1『小犬のワルツ』--ワルツ第7番 嬰ハ短調Op.64-2-- | ワルツ第8番 変イ長調Op.64-3--ワルツ第9番 変イ長調Op.69-1『別れのワルツ』--ワルツ第10番 ロ短調Op.69-2--ワルツ第11番 変ト長調Op.70-1--ワルツ第12番 ヘ短調Op.70-2--ワルツ第13番 変ニ長調Op.70-3--ワルツ第14番 ホ短調Op. Posthume
演奏者:S.フランソワ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 30205
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル(旧録音)】---紺/銀音符内溝, Plaisir Musical, フラット重量, 表記されたレコード番号:33 FCX 30.205, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:XLX 760 21C/XLX 761 21D (ストレート小文字マトリクス・Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系フランス録音モノラル製造を示すXLX***で始まるりレコード番号を含まない専用スタンパー使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 193642/M6 193643, 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ストレートタイプ2種並存ののPathéプレス, ステレオ存在せず, 1950年代のスタンパーを用いた1959年頃の製造分, 旧番号存在せず, フランスでの最古レーベル・最古プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, RIAAカーヴである, EMIグループCOLUMBIA系フランス音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 旧モノラル録音のオリジナル, priginal
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---灰色クロス紙ペラ, Plaisir Musical--Série Instrumant Solistes, デザイン帯なし(欠損), 表記されたジャケット番号:FCX 30205, Price Code:なし, 背文字:なし(クロス紙タイプは通常ない), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Paris, 印刷:記載なし・不明, FCX3桁のペラジャケット存在せず, 棒付ボードジャケは存在せず, フランスでこれより古いタイプ存在せず, 旧モノラル録音のオリジナル, priginal
トピックス:1958年12月2~4日パリ・Salle de la Mutualiteでのモノラル初回録音, 録音詳細不明, フランスでは1959年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi によりコピーライト登録・同年仏COLUMBIA:FCX 30205(当装丁)にて初リリース, これは再版のようなジャケに入るがこれがオリジナルとなる(新事実発覚), FCX 966の再版ではない旧モノラル録音, フランソワは1963年1月14-15日/29-30日パリ・サル・ワグラム(Salle Wagram)で2回目の録音を行いFCX 966/SAXF 966でリリースされた, これは初回録音のオリジナルである!モノラル初回録音にFCX 3桁番号は存在しない, ステレオもある新録音よりフランスワらしさを感じる密度の高い演奏!演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:当盤の入荷で新事実が判明した。これは1963年パリ録音ではなく1958年旧モノラル旧録音である。14のワルツは1回のみの録音と考えていたがそうではない。しかもFCX 30205という再版のようなこの5桁番号がオリジナルらしい。フランソワは、一見華やかに弾いているが根底には自虐的なものを感じてしまう。彼は根っからのエンターテイナーだったようで、サービス精神の豊かさか、聴衆を素直に喜ばせるスタイルを作ったとも思える。テンポは勝手気ままに、瞬時に変化する。通常の人と逆のアーティキュレーションをとったりと、自己をこれでもかと表現した彼だが、レコーディングは大変で、1枚作るのに何日もかかったようだ。モノラルだが音は良過ぎるくらい良い。このフラット重量盤が最初で音質は充分すぎるほど良い。フランソワの持ち味はなんといっても絶妙なテンポの揺れと独特の間にある。多くの名ピアニストが録音する曲である。フランソワを聴くと、これまで当たり前と思われた間のとり方が、当たり前ではないと気付かされる。この予想外の節回しにやられてしまう。これがフランソワの魅力であり、フランソワ節と言われる部分である。良い意味で期待を裏切ってくれるピアニストなのである。若いピアニストにも似たような演出をするタイプが居るが、決定的に異なる点は、それが見事に決まってくる点である。単に拍子を外すだけなら誰でも可能である。その後で感じるクールさが無ければやったところで一度で飽きられてしまう。フラソワが長年にわたって愛され続けられるのは彼のムラ気でもなければ逸話でもない、洒落っ気であり格好の良さである。その格好の良さは彼の常軌を逸した芸人特有の常人が真似のできない生活態度から来ていることは明らかだろう。お蔭で若くして亡くなったが本人は本望だったに違いない。リスナーは自分にはできない芸術に憧れる、それが常軌を外れた私生活と重なればなおのこと神格化されてゆくことになる。演奏から感じるものが聖人のような人間の正しい姿勢である必要はない。退廃でも、堕落でもかまわない。音楽にそれら何かを封じ込めることができるのは一握りの芸術家しかいないのだから尊いのである。旧モノラル録音の存在は衝撃の新事実!旧モノラル録音にはFCX 3桁番号は存在しない!

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