[Les Discophiles Français] K.リステンパルト指揮ザール室内o. / ハイドン:ノットゥルノ1番
商品コード: 1257-006p
7インチ中古外袋
商品詳細:Les Discophiles Françaisの7"盤(33回転盤)には10"でも12"でも発売されなかった録音が結構ある。7"のEX ***という番号の為、現物を確かめるまで謎であることが殆ど。過去のデータを調べ10"でも12"でも未発売であることを確信して、初めて7"盤のみの発売であると確定している。中でもリステンパルトの録音にはこのタイプがかなりあることが分かってきた。ハイドンの交響曲はLes Discophiles FrançaisとLe Club Français Du Disqueにかなりの数の録音を残している。しかしディベルティメントの一種であるノットゥルノの録音はこれまで確認していない。今回当7"盤が入荷したことで初めて判明したのである。ハイドンのノットゥルノは全8曲一セットで1790年に『ナポリ王のための8つのノットゥルノ』として纏まって出版された。ホーボーケン番号はHob.II:25~Hob.II:32である。ハイドンの楽器指定は2lire/fl,2cl/vn,2hrn,2va,BCの11人の管弦楽である。「ノットゥルノ」とはイタリア語。英語で「ノクターン (夜想曲) 」。 18世紀には器楽合奏のセレナーデにこの名が用いられた。モーツァルトの『ノットゥルノ』が有名である。楽章数は3楽章から10楽章まで様々で、前後に楽士の入・退場のための行進曲を持ち、複数のメヌエット楽章を持つことが多い。〈オーケストラ・セレナーデ〉は特にに交響曲に近いものである他、セレナーデの名称は当時しばしばディベルティメントやノットゥルノnotturno(夜曲/夜想曲と訳す)と同義に用いられた為、ジャンルの輪郭は必ずしも明瞭でない。基本、ディベルティメントと同義である。リステンパルトが指定通り11人で行っているのか、ザール室内o.としてやっているのか不明だが、演奏はこれまでのハイドンの交響曲と殆ど同等である。Le Club Français Du Disqueの録音より、それ以前であるLes Discophiles Françaisの方が濃密な味わいであることは勿論である。このノットゥルノも同様の濃密な味わいを楽しめる演奏である。リステンパルトは全8曲の中から1番とされるハ長調 Hob.II:25をこの7"に収めた。当社でもこの7"が入荷するまで存在すら知らなかった。DF時代のリステンパルトに興味のある方には超が付くレア盤である!
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