[Les Discophiles Français] U.グレーリング(vn) K.リステンパルト指揮ザール室内o. / バッハ:Vn協奏曲B.1056 (Cem協奏曲5番の復元曲)
商品コード: 1257-005p
7インチ中古外袋
商品詳細:Les Discophiles Françaisの7"盤(33回転盤)には10"でも12"でも発売されなかった録音が結構ある。7"のEX ***という番号の為、現物を確かめるまで謎であることが殆ど。過去のデータを調べ10"でも12"でも未発売であることを確信して、初めて7"盤のみの発売であると確定している。U.グレーリング(vn)K.リステンパルト指揮ザール室内o.のバッハ:Vn協奏曲はDF 127で1~3番の3曲入りとDF 165でバッハ:Vn・Ob協奏曲B.1060と合奏協奏曲B.1065bis+三重協奏曲B.1044の3曲入りの2点が知られているが、このB.1056は何方にも含まれていない曲である。12"にしたかったと思われるが、面割的に空きがなく漏れてしまったのだろう。その為7"盤(33回転盤)で発売された。しかしこういう場合、殆ど入荷のない7"盤のみの発売では存在自体が知られることもなく、時代に飲み込まれ忘れ去られる。この曲もそういう運命の1曲である。当社では1曲ずつ初出を明らかにする方針の元で営業をしているので、このように埋もれてしまった録音でも見逃すことはない。但し7"のみの発売ではプレスが少なく入荷自体極端に少ないので、お目にかかれる確率は非常に小さくなってしまう。U.グレーリング(vn)/K.リステンパルト指揮ザール室内o.という黄金のコンビゆえに内容は保証付きだがここまで入荷がないと存在していないことと同じとなってしまう。今回20年振りに入荷したこの悲運な7"盤を紹介する。B.1056は現在チェンバロ協奏曲5番ヘ短調として知られる曲である。第2楽章のラルゴはバッハの特徴的なメロディーとして知られる名曲であり、現曲はヴァイオリン協奏曲ト短調BWV1056Rであることが特定されていて、1950年代よりVn協奏曲として演奏されている曲である。シゲティのソロによるプラド音楽祭での米COLUMBIA録音などが有名である。この録音も1950年代であり、知る人さえ少ないが隠れた名演中の名演であることは間違いがない。入手可能なDF 127/DF 165などより高額となるがやむを得ない。この存在すら知られていなかった1曲を是非この機会に。これらレアな情報を多くの方にお届けすることも販売と同様に当社の社会的使命と感じている。お一人の方にしか販売できないが新情報は多くの方に届くことを祈る。
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