[DENON] V.ペルルミュテール(pf) / 東京リサイタル・ペルルミュテール/ラヴェル, ドビュッシー, フォーレ

[ 1261-064 ] Ravel / Debussy / Faure, Vlado Perlemuter – Sonatine / Pour Le Piano / Images (Livre 1) / Theme Et Variations Op. 73

通常価格:¥ 3,300 税込

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商品コード: 1261-064

作品名:東京リサイタル・ペルルミュテール/ラヴェル:ソナチネ, ドビュッシー:ピアノのために | ドビュッシー:映像 第1集, フォーレ:主題と変奏 Op.73
演奏者:V.ペルルミュテール(pf)
プレス国:日本, Japan
レーベル:DENON
レコード番号:OX-7012-ND
M/S:デジタル・ステレオ, digital・stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : Diapasons 4つ音叉(フランス発売分を示す), 裏面にDENON PCM recordingの赤丸シール付き, 背文字消え
キズ情報:
レーベルタイプ:【日本でのオリジナル】---黒青PCM/銀, 6時にMade in Japan, グルーヴガード, Price Code:なし, Rights Society:JASRAC, (P)なし, スタンパー/マトリクス:NCC 8505A-3 Ⓑ/NCC 8505B-3 Ⓑ (ストレート小文字スタンパー・ DENONタイプ), DENON規格デジタル・ステレオ製造を示すNCC***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス: 〄/〄, 再補助マトリクス:A4/A4 , 1970年代のスタンパーを用いた1973年頃の製造分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, 日本コロムビア音源のDENON制作プレス, 工場:日本コロムビア., オリジナル, original
ジャケット:【日本でのオリジナル(フランス発売分)】---両面厚紙, 帯欠損, DENON PCM recording, 表記されたジャケット番号:OX-7012-ND, Price Code:\2.500, 背文字:あり(白色・黒背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが日本/フランスでは当ジャケットである), 製作:Nippon Columbia Co., Ltd., 印刷:記載なし・日本製, これより古いタイプ存在せず, フランス発売分の日本製オリジナル, original in Fr./Jp
トピックス:1972年12月12/13/14日東京都千代田区内幸町イイノホールでのPCMデジタル録音, 録音技師:林正夫, プロデューサー:不明, 1973年頃Denon:OX-7012-ND(当装丁)にて初リリース, 欧州未発売と思われる, これはフランスへ輸出された日本盤でフランスでのフランスプレスは存在しない(現物が輸入された), フランスではデァアパゾンの4つ音叉を獲得してその黒シールが貼られている(フランス発売の証拠), V.ペルルミュテール(pf)が1970年に来日した際の日本録音でこれがオリジナル, 当盤は日本と欧州間の海を2度渡ったLP!

商品詳細:ヴラド・ペルルミュテール(1904-2002)はVOXにラヴェルの3枚組箱やモーツァルトPfソナタ全集を残す等でよく知られたピアニスト。リトアニア(旧ポーランド)のコヴノ生まれ。21歳で仏国籍を取得。パリ音楽院でアルフレッド・コルトーに師事。ラヴェルの薫陶を受け、その作品の世界初演を多く手掛けるとともに、二度にわたってラヴェルのピアノ作品集の録音を残す。作曲者のラヴェル本人から譜面不表記の、裏の記号、指示等全てを教え込まれた。ラヴェルはピアニストに細かい指示を出すことがあまりないと言われるので、かなり珍しいことと判断される。それ故に、ペルルミュテールは「ラヴェル弾き」と言われる。1966年以降度々来日していた。音楽之友社から出版されているラヴェルのピアノ曲集は、ペルルミュテール自身が校訂したものを採用している。それほど、彼の演奏・解釈自体が作曲者の意図を忠実に表現しているという信用度が非常に高いのである。これは日本での日本コロムビアによるPCMデジタル録音である。室内楽やオケでは初期のPCMデジタルは音が硬い印象があったが、これは非常に自然な音質で上手くいった録音の一つ。まだ欧州ではデジタル録音等あり得ない時代に日本だけが先行していた歴史に残る録音方式である。ペルルミュテールは1960年代にはコンサートホール等に1970年代には英国Nimbusに録音を行い途切れることなく活動を続けていた。真のラヴェル弾きとしてNimbusには2度目のラヴェル全集を録音している。この録音時ペルルミュテールはNimbusに籍が在り、日本コロムビアは交渉の末、機会を得たと思われる。このLPを聴いた限りNimbusの音を遥かに凌ぐ高音質録音である。Nimbusのようなエコーがタップリ付いた音ではない。自然な音質でこれは大推薦に値する。録音技師は林正夫。日本コロムビア第一スタジオの専属技師と思われる。演奏は1960年代を思わせるよく動く指を駆使した感情移入の小さい独自のスタイル。師であるラヴェルからの指導をきっちり守っているような、シンプルだが奥ゆきを感じさせる演奏である。これがペルルミュテールの基本姿勢であり、この一貫性こそが彼の音楽家としての哲学なのだろう。傾聴に値するメインストリームのラヴェル! 尚、録音技師の林正夫氏は歌謡曲界でも有名で、かの美空ひばりが「この人がスタジオにいなかったら録音しない」と言ったという凄腕の録音技師だ。POPS歌謡曲畑の仕事が多いがDENONレーベルの初期PCM録音で、クラシックの優れたレコードもいくつか担当している。日本が生んだ最高の録音家である。マルケヴィチの日本録音を担当した若林駿介と2大技師かもしれない。1971年杉並公会堂で、和波たかよしのイザイの無伴奏バイオリン・ソナタ全曲を録音した技師である。

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