[DECCA] ウィーン八重奏団 (W.ボスコフスキー, P.マタイス(vn) G.ブライテンバッハ(va)他) / シューベルト:八重奏曲Op.166 D.803
商品コード: 1263-029pb
商品詳細:ED1が初出、2000番台には室内楽の録音は少なく貴重。音質的な不満は、全く無いと思う。ボスコフスキー時代のウィーン八重奏団の演奏の良さがたっぷり出た素晴らしい内容。ウィーン風味がたっぷり出ている。シューベルト特有の深刻さがウィーンoctの華やかさでさらりとふんわりとしていて、ウィーンの夜風に顔をなでられているようだ。楽器の音は実にリアル。演奏、音質とも高品質。ウィーン八重奏団の初期ステレオ録音なので音質は最高ランク! 実は最近ウィーン八重奏団がシューベルト:八重奏曲と都合4回録音していたことが明らかになった。最初は1940年代SPで録音・K 2060-65(6×12")でリリースされた。2回目が1955年もモノラル録音でDECCA:LXT 2983で発売。3回目は最も知られる1958年頃のモノラル/ステレオ録音でDECCA:LXT 5455/SXL 2028(ED1レーベル)で発売されステレオは高額オーディオファイルLPとして知られる。これは全4回中の3回目録音で最も知られる最初のモノラル/ステレオ録音である。英国ではED1レーベルで発売され安価ではない。またプレスの種類が多く混乱する録音である。この1958年録音は1958年にモノラル:LXT 5455/ステレオ:SXL 2028(ED1レーベル)で発売され、ステレオは多くの再版を繰り返すが1970年SDD 230に番号変更される。フランス、ドイツでもプレスの種類が多く、選択に迷う録音だろう。モノラルも十分良い音質だが、ステレオを選ぶなら価格に見合ったものにすべきだろう。シューベルト:八重奏曲はウィーン八重奏団にとって原点の曲である。是非一つは聴いておくべき録音と信じる。
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