[DGG] W.シュナイダーハン(vn) J.シュタルケル(vc) F.フリッチャイ指揮ベルリン放送so / L.マゼール指揮ベルリンpo / ブラームス:二重協奏曲Op.102, 悲劇的序曲Op.81
商品コード: 1264-033
商品詳細:二重協奏曲Op.102は、最初1962年10"17 237 LPE/ 133 237 SLPで発売された。悲劇的序曲は1959年に12"138 022 SLPMに収録、メインはL.マゼール指揮ベルリンpo.によるブラームス:交響曲3番だった。この2曲が1966年にカップリングされ、新しい番号139 126 SLPMとなって発売。但し、10"のステレオは12年間に1回入荷したのみの超レア盤。ほとんどこの12"がオリジナルのように思われている。10"の入手は不可能に近く、これを保存用としても良いと思う。2曲ともオリジナルではないが元々の録音が良く、これも充分すぎる高音質。シュタルケルの地の底から響きわたるチェロで始まるソロが素晴らしく、フリッチャイのオケも雄大にて鮮烈!2曲ともこの番号がオリジナルではないが1966年まで二重協奏曲は10"でしか聴くことができずDGGは12"化しなければならない案件だったと思われる。カップリングは全く関係のないL.マゼール指揮ベルリンpo.の悲劇的序曲だがブラームス繋がりで1枚の12"LPとして大量にプレスされ流通した為、この12"がオリジナルと思われているらしい。それはそれでよいのだが真実を知ってからのご購入を行っていただきたいので、当社では非常に手間のかかる調査を惜しまない所存である。真実を公開したからといって当LPの価値は上がらない。逆に下がることになるがそれは仕方がない。
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