[PHILIPS] E.v.ルモーテル指揮モンテカルロ国立歌劇場o. / ドビュッシー:管弦楽編曲集/おもちゃ箱, 子供の領分

[ 1265-046 ] Edouard Van Remoortel – Debussy / La boîte à joujoux / Children's Corner

通常価格:¥ 7,700 税込

¥ 7,700 税込      



商品コード: 1265-046

作品名:ドビュッシー(アンドレ・カプレ補筆管弦楽編):バレエ音楽「おもちゃ箱」~プロローグ:前奏曲--第1場 おもちゃ屋--第2場 戦場-- | --第3場 売りに出た羊小屋--第4場 財産ができてから--エピローグ, ドビュッシー(アンドレ・カプレ管弦楽編):組曲「子供の領分」
演奏者:E.v.ルモーテル指揮モンテカルロ国立歌劇場o.
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:835 797 LY
M/S:ステレオ, stereo(Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤白/銀4本線広内溝センター白, 枠内3時に33 1/3 Gravure Universelle 銀色でMade in France, Trésors Classiques, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:835.797 LY, Price Code:Ⓐ, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:PHI AA 835797 380 835797 LY D2 1Y/PHI AA 835797 2Y D3 380 835797 LY (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), PHILIPS規格のステレオ製造を示すPHI AA***で始まりレコード番号を含むフランス型フランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:A5/A10, 再補助マトリクス:なし, 380は編集/カッティングマスターがC.I.D.I.S. Louviersで行われたことを示す(フランスのみ使用), 1960年代のスタンパーによる1967年頃製造分, 旧番号存在せず, HI-FI STEREOレーベル存在せず, 外溝/内溝カマボコタイプ存在せず, 赤白/銀4本線2重内溝センター白レーベル存在せず, フランスでこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在しないと思われる(100%ではない), RIAAカーヴである, カッティング・マスター:C.I.D.I.S. Louviersの技師, PHILIPS音源の仏PHILIPS制作プレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---三方開両面厚紙背黒布貼, Gravure Universelle Collection Trésors Classiques STÉRÉO MONO, レコードホルダーにPHILIPSの型押しあり(蓋付き存在するか不明), 表記されたジャケット番号:835.797 LY, Price Code:Ⓐ, 背文字:あり(金色型押・黒布背景), ジャケット裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットであると思われる)製作:Société Phonographique Française Polydor S.A, 印刷:Imprimerié S.P.P. Paris, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1965-6年頃モナコ・モンテ・カルロでのステレオ録音と思われる, 録音詳細不明, オランダでは1967年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:835 797 LY(未入荷の為装丁不明)にて初リリース, フランスでは1967年頃835 797 LY(当装丁)にて初リリース, 当社でも入荷3度目の希少盤, 録音が限られた曲だけに重要な1枚である, 市場では6504 066がオリジナルのようになっているが再版なので注意, 当盤がフランスのオリジナル, 内容は驚くほど良い, オランダ/フランスにモノラルは存在しないと思われる, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:「おもちゃ箱」はカプレによりピアノ連弾譜から補筆管弦楽編曲された1920年の管弦楽版。ドビュッシー自身はピアノ連弾版を完成させた。同年自身の手で管弦楽版として編曲作業に着手し、アンドレ・カプレと協力して1914年春に全体のスケッチを書き終わらせている。しかしドビュッシーが1918年に没した為、未完に終わり、カプレが残されたスケッチを基に補筆する形で完成させている。この管弦楽版は1920年に出版された。1919年デジレ=エミール・アンゲルブレシュトの指揮でパリのリリック劇場にて補筆管弦楽版が初演された。録音が少ないのは100%ドビュッシーの編曲ではない点があるからだろう。ドビュッシーらしさを存分に楽しめる素晴らしい編曲である。B面の子供の領分は1908年に完成されたピアノのための組曲である。この曲もまたピアノ曲から1911年アンドレ・カプレによるオーケストラ編曲版である。ドビュッシー自身に管弦楽版への編曲の意思があったのかは不明。どちらも子供を題材にしたもの。2曲ともアンドレ・カプレが居なければこの世に存在しなかった管弦楽曲である。指揮のエドゥアール・ヴァン・ルモーテルは、1926年ベルギー・ブリュッセル生まれ。イタリアでガリエラに師事。クリップスにも学んだ。1965~70年までモンテカルロ国立オペラo.の音楽顧問であった。これはその就任前後の録音だろう。HiFi-stereoは存在しない。実にフランス的でラテン系の楽しいスタイル。なかなか良い!珍しい!何故か録音が非常に少ないので選択肢は多くない。ステレオで聴くならこの録音がトップランクと見て間違いない。モノラル期にはクリュイタンス/フランス国立放送o.、ステレオ初期にはE.アンセルメ/スイス・ロマンドo.があるものの、この録音より古い時代には他にないのが実情である。1970-80年代に入り数点の新録音が出たがこちらをお薦めしたい。想像を超えて演奏は良く、録音が少ないドビュッシー原作の管弦楽曲を楽しめる。当盤は意外なほど希少でもある。ルモーテルは1962年に来日し、日本フィルを指揮してドビュッシーの 「海」やペトルーシュカなどを振っている。

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