[His Master's Voice ‎] P.トルトゥリエ(vc) / バッハ:6つの無伴奏Vc組曲B.1007~1012

[ 1265-005 ] Bach · Paul Tortelier – The Six Cello Suites (= 6 Suiten Für Violoncello = Les Suites Pour Violoncelle Seul)

通常価格:¥ 22,000 税込

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商品コード: 1265-005

作品名:バッハ:6つの無伴奏Vc組曲B.1007~1012/ 無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調B.1007, 無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調B.1008 | 無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調B.1009, 無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調B.1010 | 無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調B.1011, 無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調B.1012
演奏者:P.トルトゥリエ(vc)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Master's Voice ‎
レコード番号:SLS 1077723
M/S:デジタル・ステレオ, digital・stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 箱入り3枚組, 3 single records
評価/レコード:9/8
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---後期大ニッパー, Digital Recording, 9時にMade in Germany by EMI Electrola , 3時にDMM, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:ASD 1077721/ASD 1077731 /ASD 1077741 , Rights Society:記載なし, (P)1983, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:1077721TA -3D/1077721TB -3 D---以降省略 (ラウンド小文字スタンパー・ELECTROLAタイプ), EMIグループ録音ドイツ製造を示すレコード番号の下8桁***で始まるELECTROLA型英国専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A1/A1, 再補助マトリクス:なし, 1980年代のスタンパーを用いた1983年頃の製造分, 旧番号存在せず, 英国でこれより古いレーベル存在せず, 英国での最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当:不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループ英国音源のHis Master's Voice制作ELECTROLAプレス, 工場:ELECTROLA傘下の新工場, 英国でのオリジナル, oroginal for UK.
ジャケット:【英国でのオリジナル】---全面厚紙箱, DMM, Pressed in Germany, リブレット付き, 表記されたジャケット番号:SLS 1077723, Price Code:なし, 背文字:あり(白色型押・茶紙背景・上赤), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである), 製作:E.M.I.Internationa Limired. Hayes・Middlesex・England, 印刷: EMI Services Benelux B.V., 英国でこれより古いタイプ存在せず, 英国にバラは存在せず, 英国でのオリジナル, oroginal for UK.
トピックス:1982年4月14-17/24-26日ロンドン・ Temple Church, London・でのデジタル録音, 録音技師:Neville Boyling, プロデューサー:John Fraser, 1983年E.M.I.Internationa Limired. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年His Master's Voice:SLS 1077723(当装丁)の3枚組箱にて初リリース, 英国にバラは存在せず, フランスでは同年バラ3枚にてLa Voix De Son Maître:1547921/1547931/1547941, ドイツでは未製作で英国箱がドイツでも共用として流通した(独/仏語表記もあり), 英国での発売は1種のみと思われる

商品詳細:トルトゥリエ2度目の録音は1983年に行われたが、少々の音質の点を除けば、初回録音とはまた別の魅力を持った演奏と言える。Vcはこの録音の方が鳴り切っており、思い切りの良い大胆な演奏と言える。初回録音は非常に端正なオーソドックスなアプローチだったが、今回は独自性を一歩進めたような印象を受けた。モノラル・モードにすることで、落ち着いた音で楽しめる。初回録音は大変素晴らしいもので同じくEMI系各社~発売されたが中々入手の困難な希少盤(箱)である。ポール・トルトゥリエ( 1914 - 1990)はパリ生まれ。6歳よりチェロを始め、パリ音楽院でチェロをジェラール・エッカンに師事、作曲と和声も学ぶ。インタビュー形式の自伝『ポール・トルトゥリエ チェリストの自画像』によれば、長年にわたる母親の熱心な励ましがトルトゥリエを支えたという。1930年、16歳でパリ音楽院チェロ科を1位で卒業。同年12月にはデビュー・リサイタルを開く。パブロ・カザルスに師事したとよく書物などに書かれるが、影響は多分に受けたものの直接習ったことはないとトルトゥリエ自身によって語られている。終戦後2年間はパリ音楽院管弦楽団の首席奏者として活躍、1947年からはソリストとして演奏活動を行う。1950年、カザルスを音楽監督として開催されたプラド音楽祭に参加、チェロ・パートのトップを受け持った。1969 - 1975年、ドイツ、エッセンのフォルクヴァング芸術大学教授。1978 - 1980年、ニースのコンセルヴァトワール教授。 1990年12月18日、トルトゥリエはパリ郊外の音楽学校でチェロを教えていたが、その際、自室に楽器を取りに行ったときに心臓発作に襲われ、チェロにもたれかかったまま亡くなっているのが発見された。時69才で行った2度目の録音は初回で感じたパワーやエネルギーは減退しているが、内面への沈潜が深い。ミルシテインの無伴奏Vnとパルティータにも似て、晩年録音は力より、丁寧さや楽譜の読みといった細かな配慮が行き届き、味わいの深い演奏となっている。初回録音に感じた彫の深さより流れに重点を於いた演奏といえる。技巧の点では初回録音が勝ることは事実。技巧を誇示することをやめたことで見えてくる新しい視点に準拠した、トルトゥリエなりの新たな発想に基づく演奏といえる。ミルシテインの2回目より更に踏み込んだ方向転換を感じる演奏。

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