商品コード:1323-016[SFP] J.カスタニエ(fl) 江戸京子(pf) / モーツァルト:6つのFlソナタ
商品コード: 1323-016
商品詳細:珍品にして超名演!今までのFlソナタの勢力地図は完全に入れ替わった。カスタニエのFlの音色に魅了される。ピアノは江戸 京子(1937-2024)。見開きで、録音機材に手をかけて、2人に話しかけているアンドレ・シャルラン本人の姿が大きく写る。ジャック・カスタニエは1950年フランス生まれのフルート奏者という事しかわからない。'50年代から、パリ木管五重奏団で録音をいくつも残すが、ソロの録音はほとんど無かった。江戸 京子は三井不動産会社の社長である江戸秀雄とピアニスト江戸弘子の間の長女である。音色はラテン系の渋さが光る。江戸 京子は東京生まれ。お茶の水女子大学附属中学校・高等学校を経て桐朋女子高等学校音楽科卒業後、フランス政府の後援学生として渡仏、パリ国立高等音楽院で学ぶ。1960年(昭和35年)卒業後渡米。シカゴ交響楽団と共演する。以後、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、日本の各地で演奏活動を行う。1979年(昭和54年)「演奏家と聴衆の心が通いあう音楽会」を目指し、室内楽鑑賞会の「ムジカ・クラブ」を主宰。1985年には「東京に本格的な音楽祭を。音楽を愛し、理解してもらうための祭典を音楽家の手でやろう」という作曲家の石井真木、東京藝術大学教授の船山隆に共鳴して、アリオン音楽財団を設立。1986年(昭和61年)のチャイコフスキー・ピアノ・コンクールをはじめ、1991年ジョルジュ・エネスク国際音楽コンクール(ルーマニア)、1992年ロン・ティボー国際コンクール(フランス)、1995年日本国際音楽コンクール、2001年ジュネーブ国際コンクール(スイス)等、各国の音楽コンクールにも数多く招かれ、多くの国際コンクールの審査員を務めた。このほか、文化庁「文化政策推進会議」委員、日本演奏連盟理事、三井住友海上文化財団理事、朝日新聞文化財団評議員等多くの文化活動団体の役員も歴任した。1962年(昭和37年)、井上靖夫妻の媒酌で、桐朋女子高校で同期だった小澤征爾と結婚したが、1966年に離婚。どちらかが音楽の勉強をしている時、もう一方は勉強に集中できない。海外に居る間はいつも別居という生活だった。しかし、小澤とは後に良き友人関係に戻ることができた、小澤はアリオン音楽財団の評議員も担った。故小澤征爾の最初の奧さんである。2024年(令和6年)1月23日、東京都内で老衰のため死去。86歳没。2週間後の2月6日には小澤も88歳で死去した。マイナーレーベル録音だがアンドレ・シャルラン自ら録音を行ったもの。見開ジャケットを開くとJ.カスタニエ(fl)江戸京子(pf)の横に器材をセットしているアンドレ・シャルランの写真がある。江戸京子が中央に佇む。
カスタニエの在庫一覧へ