商品コード:1323-014[TUDOR] S.アシュケナジ(vn)/ ベートーヴェン:ロマンス1, 2番, モーツァルト:Vn協奏曲5番
商品コード: 1323-014
商品詳細:シュムエル・アシュケナジ(1941-)はイスラエルのヴァイオリン奏者、音楽教師。アシュケナジ(アシュケナージ)は一般にユダヤ人の中でドイツ語圏や東欧諸国などに定住した人々およびその子孫を指す姓である。ピアニストのウラディーミル・アシュケナージ(1937-)も旧、ソヴィエト連邦へ移住したユダヤ人を意味している。 アシュケナージは、ヘブライ語でドイツを意味する。但しこれはかなり大雑把な分類であり、その区分けに属さないユダヤ人も出てくる。シュムエル・アシュケナジはテルアビブ生まれであり、必ずしもアシュケナジ姓が国外移住者を指す分けではないようである。シュムエル・アシュケナジは幼少期よりヴァイオリンを学び、アメリカ合衆国に留学してカーティス音楽院でエフレム・ジンバリストに師事。1959年、ベルギーのエリザベート王妃国際音楽コンクールで第7位、1962年、ソ連のチャイコフスキー国際コンクールで第2位に入賞。ソリストとしては、ストコフスキーやカール・ベーム、ルドルフ・ケンペ、エーリヒ・ラインスドルフ、ラファエル・クーベリック、スクロヴァチェフスキ、カレル・アンチェルらといった指揮者や、欧米の主要なオーケストラと共演した。また室内楽の演奏家としては、イリノイ州ノーザン・イリノイ総合大学の同僚らとともにフェルメール四重奏団を創設し、第1ヴァイオリニストを担当した(現在は降板)。現在は同大学の教授を務める。DGGに1枚だけ録音があり、139 424:パガニーニVn協奏曲1/2番である。最初の録音はMELODIYAでJ.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番、パルティータ3番が1962年Д 10289でリリースされた。デビュー録音がバッハの無伴奏とは珍しい奏者である。録音は少なく、これはシュムエル・アシュケナジの3枚目のLPと思われる。このLPから感じるシュムエル・アシュケナジの音は穏やかでソフトな印象だが、MELODIYAのバッハはこれとは違うだろう。1970年代後期の録音なので音はこんなもんだろう。それより、個性的なアクセントを付けてソロを展開する。済んで大人しいスタイルだが、技量はありそうである。モーツァルトでは個性的な節回しが期待できる。当社初入荷の希少LPである。
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