商品コード:1343-037[HMV] H.v.カラヤン指揮/ R.シュトラウス:家庭交響曲
商品コード: 1343-037
商品詳細:カラヤン指揮ベルリン・フィルによるR.シュトラウス:家庭交響曲は1973年6月カラヤン/ベルリンpo.のフランス・ツアーでのパリ録音である。当時最先端の録音方式だった4チャンネルステレオ・バージョンもドイツでは発売された。シュトラウスを得意にしていたカラヤンもこの曲を録音したのはこれまでになく、この時だけである。場所はパリのサル・ワグラムでジャケットの写真がまさにそのホールである。カラヤンはこのホールをいたく気に入ったというがここでのセッションはこの時一回限りで他の曲は録音していない。しかも初録音となる家庭交響曲を演目に選んでいる。本人しか知り得ない理由だろう。カラヤンは1955年フルトヴェングラーの死去にともない直ぐにベルリンpo.の終身音楽監督に就任。1959年カラヤンはCOLOMBIA社との契約のままDECCA、DGGとも契約を結ぶ。1960年英COLOMBIA社を去り、DGGに集中と思いきや。'69年ミュンシュ死去、パリo.の芸術監督に就任し、再度EMIと契約。同じベルリンpo.を振りながらDGG、EMIに2種の録音が存在するはその為。音質もDGGより良く、数が少ない為どれも貴重。やはりDGGとは何かが違う!クワドロフォニック方式での収録盤については諸説あり、2チャンネルで聴いた時は通常ステレオより音質が落ちるという説もある。幸いにも英国盤は通常ステレオで発売(クワドロヴァージョンがあるか不明)。カラヤンのリヒャルト・シュトラウス作品は「英雄の生涯」同様に構えが大きく、予想以上に大きなスケールで描かれる。カラヤンほどリヒャルト・シュトラウスを好んで演奏した指揮者はいない。他の指揮者で聴いて面白くなかった曲でもカラヤンで聴いてみると全く異なる世界が見えてくる。
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