商品詳細：当社初入荷となるHis Master's Voice:CSLP 506。クリーム/金SCニッパー段付で見るからに音の良さそうな1957年頃製造のオリジナル復刻盤。CSLPから分かるように特別シリーズ(Golden Treasury Of Immortal Performances)のレーベルデザインである。同じく1957年頃復刻されたCOLH 19は1938年2月ロンドンでのSP録音のみを復刻したF.ルップ(pf)の伴奏による復刻であり、CSLP 506と数曲同一曲がダブるが別録音であると思われる。CSLP 506では主にRCA系音源の英国SPを基に復刻しており、B面の6曲は全てクライスラー作曲の自作自演がC.オコネル指揮RCAヴィクターso.によるオーケストラ伴奏付きであることから、F.ルップ(pf)の伴奏のみのCOLH 19とは完全に別音源であるといえる。E.ネヴィン(クライスラー編):ロザリーもD.フォーレース指揮RCAヴィクターo.によるオーケストラ伴奏付きでピアノ伴奏はA面の5曲のみである。内F.ルップ(pf)が3曲、C.ラムソン(pf)が2曲である。またCSLP 506はプレスが少なかったようで当社初入荷の希少タイトルである。COLHシリーズの大半がフランス・パテ社で復刻されたのに対し、CSLP 506はEMIで復刻され英国のみの発売と思われる。SP復刻盤でさえ古い方が音質が良いことは解かっている。CSLP 506とCOLH 19の2種が最古の復刻盤であり、何方も同等の音質の良さを誇るが、レア度でCSLP 506は圧倒的である。因みにCOLH 19は英国では未発売で同一内容が1962年にXLP 30009にてリリースされた。クライスラーに関しては英国は独自路線を貫いたようである。COLH 19より高額となるがレア度からみて当然といえる。

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