商品コード:1367-048[Disques Arkés] S.ラモン(vc) / コダーイ:無伴奏VcソナタOp.8
商品コード: 1367-048
商品詳細:10年程前偶然に聴いて驚いた無名の女性チェリスト。'70年代仏マイナーレーベル。後にシュタルケルと比べてもそのアタック、緊張感は互角とも、優れているとも思った。エコー分の少ないステレオは、この攻撃的なチェリストの瞬時に繰り出される強い衝撃音を見事に捉えていて、すこぶる痛快な音響だ。ベスト3に入れたいコダーイ。レコードは有名かどうかだけでは判断できない見本。そういったことで判断する人は決して出会えない名演。また、何かを感じて出会った人には驚愕と幸福をもたらすLPと断言!圧巻の演奏!スザンヌ・ラモン(1946-)はハンガリーの女性チェリスト。8歳でリスト音楽院に入学し、10歳でバルトーク賞を受賞。1956年のブダペスト蜂起もあり、家族はイスラエルに移住。13歳のとき、テルアビブの芸術宮殿でシューマンの協奏曲を演奏してデビュー。14歳でテルアビブ・アカデミーを卒業。1962年には奨学金を得てパリに渡り、パリ国立高等音楽院でアンドレ・ナヴァラの下で学んだ。1964年、パリ国立高等音楽院のチェロ部門で第1位を獲得し、ジュネーブ国際コンクールで優勝、イタリアではオレステ・フェラーリ・グランプリを受賞し、シエナのキジアーナ・アカデミーでも優勝。翌年には、カトリーヌ・コラールとのピアノで、パリ・コンセルヴァトワールの室内楽部門で第1位を獲得。1974年には、ゾルタン・コダーイの「無伴奏チェロ・ソナタ」を初録音。イギリスのBBCやブリュッセルでのリサイタル、バーミンガム交響楽団とのツアーなどを行った。2004年には、生まれ故郷であるブダペストに凱旋し、リスト音楽院のホールでコンサートを行った。2006年、サンクトペテルブルク音楽祭に招待され、モスクワのチャイコフスキー大ホールでドヴォルザークのチェロ協奏曲を録音した。2013年には中国に招かれ、深セン(圳)で深セン(圳)交響楽団とエルガーのチェロ協奏曲、ブロッホの「ラプソディー」、ブルッフの「コル・ニドレイ」を演奏した。女シュタルケルと呼んで異論はない剛腕女性チェリスト!!この1枚があればシュタルケルもいらないと断言できる!
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